帝国ホテル「孔雀の間」──かつて黒田清子さんの結婚披露宴が開かれた会場に岸田文雄首相が姿を見せたのは都知事選の投開票前日の7月6日。この日は、秋篠宮家の次女・佳子さまの「交際相手」と取り沙汰された男性の結婚披露宴だった。
「新郎は佳子さまのお相手候補として度々報じられた富士急行グループの御曹司で、6月に同社取締役に就任した堀内基光さん。祖父は元通産大臣の堀内光雄氏、父の光一郎氏は過去に紀宮さま(現在の黒田清子さん)の花婿候補と報じられたこともあり、母は堀内詔子・元五輪担当相です。約500人の列席者も政界から名だたる企業のトップまで錚々たる面々でした」(列席した男性)
席次表には岸田首相、麻生太郎・副総裁、林芳正・官房長官、宮澤洋一・税制調査会会長、田村憲久・元厚労相、小野寺五典・元防衛相、盛山正仁・文科相、葉梨康弘・元法務相、石原宏高・首相補佐官、寺田稔・元総務相、木原誠二・幹事長代理、橋本聖子・元五輪相らの名前が並び、高円宮妃久子さまも列席。
新郎の友人代表は安倍晋三・元首相の甥の岸信千世・代議士で、同じテーブルに岸田首相の長男で秘書の翔太郎氏もいた。
「約4時間の豪華な披露宴には、政財界の大物たちも感嘆の声をあげていた。引き出物にはボンボニエールもあり、皇族さながらの華麗なる一族の宴でしたね」(同前)
かたや、最近では佳子さまも、800年以上の歴史を持つ名家・島津家の御曹司が新たな「お相手候補」と報じられている。皇室解説者の山下晋司氏が言う。
「高円宮家の次女・典子さんが出雲大社の宮司嫡男・千家国麿さんと結婚されたように、女性皇族のお相手には多くの人が知る旧家とのご縁が浮かびます。女性皇族の結婚は私的なことなので、法律的にはどんなお相手でも問題ありません。
ただ、秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんとの結婚が『国民の祝福』という理想から離れてしまったこともあり、佳子内親王殿下も慎重になるところはあるでしょう。
一方で、堀内家や島津家のご子息のように理想のお相手候補とされる男性には他にご縁のある女性もたくさんいらっしゃる。30歳を迎えられる佳子内親王殿下の選択に注目が集まります」
※週刊ポスト2024年8月2日号