国内

【ヤクザサミット2024in横浜に密着】関東暴力団トップ、マル暴40名が駆けつけた「炎天下の極秘会合」が開かれたワケ

今回会合が開かれた稲川会の内堀和也会長。

今回会合が開かれた稲川会の内堀和也会長。

「見えました!!」「ご苦労様です!」──うだるような暑さが襲った7月18日。神奈川県横浜市内にある巨大施設には黒いスーツをきっちりと着こなした男性が数多く集まっていた。汗を流しながら誘導棒を持って交通整理をする男性、荷物を施設に運び込む男性、直立不動で立つ男性──道路を挟んだ反対側のエリアでは40人ほどの警察官が集会用テントを設置して陣取り、こちらも汗を流しながら彼らの動きに目を光らせていた。

 通りすがりの歩行者も「ここで何があるんだ……?」と思わず口に出すほど異様な雰囲気に包まれた現場。それもそのはず。この日、関東に拠点を置く有名暴力団のトップが一堂に集まるからだ。実話誌記者が語る。

「関東に拠点を置く暴力団8組織による親睦団体『関東親睦会』の発足10周年を記念してトップが集まりました。いわば“ヤクザサミット”でしょう。この会には稲川会、住吉会、極東会、松葉会、関東関根組、双愛会、東声会、六代目山口組傘下組織の國粹会といずれも有名組織が所属している。

 この『関東親睦会』の前身は関東会、関東二十日会という名称の親睦連絡組織だった。1960年代から続いていて、当時は暴力団がお互いの縄張り争いやシノギ(暴力団の経済活動)が活発だったこともあり、その調整・解決が中心だった。2014年に現在の名称、組織体制になった」

 有名組織のトップが集まるとあって、会場となった指定暴力団・稲川会の稲川会館には、警視庁、埼玉県警、神奈川県警、千葉県警から「マル暴」が集まることに。現場にいた警官に話を聞くと、「マル暴担当のほとんどが来ているんじゃないか」とのことだった。

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
「2024年に最もドッキリにかけられたダマされ王」ランキングの王者となったお笑いコンビ「きしたかの」の高野正成さん
《『水ダウ』よりエグい》きしたかの・高野正成が明かす「本当にキレそうだったドッキリ」3000人視聴YouTube生配信で「携帯番号・自宅住所」がガチ流出、電話鳴り止まず
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【20歳の女子大生を15時間300万円で…】男1人に美女が複数…「レーサム」元会長の“薬漬けパーティ”の実態 ラグジュアリーホテルに呼び出され「裸になれ」 〈田中剛、奥本美穂両容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
国技館
「溜席の着物美人」が相撲ブームで変わりゆく観戦風景をどう見るか語った 「贔屓力士の応援ではなく、勝った力士への拍手を」「相撲観戦には着物姿が一番相応しい」
NEWSポストセブン
(左から)「ガクヅケ」木田さんと「きしたかの」の高野正成さん
《後輩が楽屋泥棒の反響》『水ダウ』“2024年ダマされ王”に輝いたお笑いコンビきしたかの・高野正成が初めて明かした「好感度爆上げドッキリで涙」の意外な真相と代償
NEWSポストセブン
前田亜季と2歳年上の姉・前田愛
《日曜劇場『キャスター』出演》不惑を迎える“元チャイドル”前田亜季が姉・前田愛と「会う度にケンカ」の不仲だった過去
NEWSポストセブン
フィリピン人女性監督が描いた「日本人の孤独死」、主演はリリー・フランキー(©︎「Diamonds in the Sand」Film Partners)
なぜ「孤独死」は日本で起こるのか? フィリピン人女性監督が問いかける日本人的な「仕事中心の価値観」
NEWSポストセブン
timelesz加入後、爆発的な人気を誇る寺西拓人
「ミュージカルの王子様なのです」timelesz・寺西拓人の魅力とこれまでの歩み 山田美保子さんが“追い続けた12年”を振り返る
女性セブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《私が撮られてしまい…》永野芽郁がドラマ『キャスター』打ち上げで“自虐スピーチ”、自ら会場を和ませる一幕も【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
(SNSより)
「誰かが私を殺そうとしているかも…」SNS配信中に女性インフルエンサー撃たれる、性別を理由に殺害する“フェミサイド事件”か【メキシコ・ライバー殺害事件】
NEWSポストセブン
電撃引退を発表した西内まりや(時事通信)
電撃引退の西内まりや、直前の「地上波復帰CMオファー」も断っていた…「身内のトラブル」で身を引いた「強烈な覚悟」
NEWSポストセブン
女性2人組によるYouTubeチャンネル「びっちちゃん。」
《2人組YouTuber「びっちちゃん。」インタビュー》経験人数800人超え&100人超えでも“病まない”ワケ「依存心がないのって、たぶん自分のことが好きだから」
NEWSポストセブン