猫の手のポーズを作って、バッチリとキメ顔。さらに体の向きを少しずつ回して、カメラマンにサービスショット────買い取り専門店「まねきや」の新CM発表会が7月3日に行われ、デヴィ夫人が登壇した。
デヴィ夫人は真っ赤なドレスに身を包み、胸元と耳元にまぶしいジュエリーを光らせたいつもの豪華な装い。一方、顔には猫の鼻とひげを書き込み、ふわふわの猫耳と手を身につけて「招き猫」に扮していた。
「デヴィ夫人は登場と同時に自らポーズを取って、180度回転。さらに“もう一回しますか?”とサービス精神を披露していました。通常、このようなイベントでは写真撮影のための時間が別で設けられており、タレントが率先してポーズを取る必要はありません。この振る舞いは、長年芸能界で活躍してきたデヴィ夫人の“神対応”といえるでしょう」(芸能関係者)
デヴィ夫人は今から約60年前の19才のころ、インドネシアのスカルノ大統領に見初められ、プロポーズを受けた。その後幸せな結婚生活を送ったものの、クーデターに巻き込まれてフランスへ亡命。パリの社交界では「東洋の真珠」と喝采を浴び、その後アメリカに移住した。実業家として成功を収めた2000年頃からは、日本のバラエティー番組にも出演するようになった。