連日のように白熱した取組が繰り広げられている大相撲名古屋場所。土俵上の熱戦のみならず、溜席で横綱審議委員の紺野美沙子さんやスー女タレントの山根千佳さんが観戦する姿がカメラに捉えられ、「えらい美人がいる」とSNSで話題になったり、コメディアンの大村崑さんの溜席に正代が突っ込んでいったりと、土俵まわりの話題も絶えない。
そんな名古屋場所の7日目に姿を見せたのが、11月の九州場所では控え行司のすぐ隣の溜席に15日間通い続けて「着物美人」としてネットニュースに取り上げられたこともある女性だ。国技館の本場所では西花道に面したマス席などに姿を見せる着物美人だが、この日は西の審判委員の親方のすぐ後方の溜席の最前列に座っていた。それも着物ではなく、ロイヤルブルーのワンピース姿での観戦だった。
大相撲中継にもその姿は映り込んでおり、西方の幕内力士土俵入りのタイミングで審判委員の親方の前で一礼する力士に拍手を送る姿が流れたり、解説の玉ノ井親方(元大関・栃東)とアナウンサーが親子力士の話題に移って西の土俵溜に座る佐田の海が写し出された場面では大写しなるなどしていた。
ただ、普段の着物姿とはかなり雰囲気が違っていた。茶屋関係者に聞くとこう話す。
「古くから名古屋場所の溜席にも15日間の通しのチケットを持っていらっしゃいます。ただ東京在住ということで、名古屋場所は何日間かだけ観戦に来られますが、着物というイメージはないですね」