「昨年1月に結婚して以降、ずっとこんな調子なんです。かつてのカニエが、9年連れ添った前妻のキム・カーダシアン(43才)のファッションに口出ししていたことから、新妻ビアンカの過激なファッションも“お騒がせ夫”の強制ではないか、とも噂されていますね。とにかく、米国のエンターテインメント界では常に話題の的です」(現地特派員)
どれだけ批難されても変わらぬ2人に対しては、いよいよファンたちから「金欠ゆえの話題作りか?」とまで、揶揄されはじめている。たしかに、近年のカニエは数々のトラブルを起こして、CMスポンサーの契約を打ち切られるなど、仕事は激減。この6月のイタリアでの飛行機では、窮屈なエコノミー席で並んで座るセレブらしからぬ姿がパパラッチされた。昨年末には、ロスの超高級ビーチタウンのマリブの豪邸を5300万ドル(約82億円)で売りに出していることも発覚。買い手がつかぬまま、最近は3900万ドル(約60億円)まで値下げされているなど、苦しい内情が明らかになっている。いよいよ本当に色メガネでしか見られないトラブルメーカーとなってきたようだ。
振り返ると、家族の大反対を押し切って前回の大統領選に出馬。それが原因で、前妻カーダシアンと離婚した。あれから4年。再び11月の大統領選に向けてボルテージが上がる米国内で、カニエ夫妻は、このまま“わいせつニュース”で賑わすだけの存在で終わるのか。
本来のカニエは、グラミー賞だけでも通算75回ノミネート、24回の受賞実績がある超天才ラッパー。ビアンカも、豪州の名門・メルボルン大学で修士号を取得した建築デザイナーだ。豊かな才能は万人が認めるところだけに、ファンたちも、過激ファッションではなく、本業で脚光浴びる日が戻るのを待ち望んでいる。