《電気を消したそのあと、みんなでまくら投げという戦争を起こした。みんなは暗闇の中で人にまくらを投げたりたたいたりといった戦いをしていた。ぼくは次の日のために早くねたいのでふとんにもぐってかくれていた。だけと思っていたことが起った。だれかが戦いをやっていないぼくにまくらをふとんの上からたたいてきた。ぼくは「だれ?いまたたいてきた人は!」といって、戦いに参加。みんなは声をださないで戦かっていた》(原文ママ。以下同)
文集ではこのあと、友人らと枕を引っ張り合うなど、どのように“戦った”かについて書かれていた。翌日昼の弁当は「早食い競争」をしたと書かれていた。
また、この文集内では「さる」というあだ名の友人と上野動物園の猿山で写真を撮った思い出も書かれている。
《そのあとは上野動物園に行っていろいろな動物を見ましたその中にさるがいて「写真とろうよ。」とぼくは●●●(※原文では名前)さんにいいました。そのあとさるを見ていたら、「なんで●●●くんはさるとよばれているんだろう?。」と思いました。記念にぼくと●●●さんで後ろにさる山のある写真をとりました》
そして締めくくりは卒業文集らしく、友人らへの感謝の言葉が書かれていた。
《ぼくたち六年生の修学旅行はみんながいたから楽しくて、その中の一人でも休んでいなかったらこの修学旅行はつまらなくなっているかもしれません。班のみんなや先生、ほかの班の人たちやたくさんの友達。みんながいたからこの修学旅行はなりたったと思っています。ぼくはそのみんなに感謝をしたいです》
近年、容疑者に心を許せる友人はいたのか。なぜ凄惨な事件は起きてしまったのか。真相解明が待たれる。
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