自宅で派遣型マッサージを利用し、女性従業員に無理やり性交したとして2020年に強制性交の罪で懲役4年の実刑判決を受けた元俳優の新井浩文(45)。判決を受け、静岡刑務所に服役していた新井だったが、NEWSポストセブンの取材ですでに出所していることがわかった。東京から離れた町で暮らす新井に記者が声を掛けると、静かに語り始めた──。【前後編の後編。前編を読む】
かつて新井は「死ぬまで映画俳優をやりたい」と舞台挨拶で語っていたが、築き上げてきた18年のキャリアは一瞬にして崩れ去った。
「新井さんの逮捕を受けて、公開予定だった映画が延期になったり、CMなども打ち切りになりました。過去の出演作品も配信できなくなり、当時損害賠償金は5億円を超えるとも報じられていました。しかし、現在も新井さんの演技を高く評価する関係者は多く、今後の動きに注目が集まっています」(舞台関係者)
現在の新井は東京から離れた場所で生活しているが、近所でも「気付く人はいない」と、彼の知人が語る。
「出所後は古くから友人だった降谷建志さんがボーカルを務めるDragon Ashのライブに駆け付けていました。会場では久しぶりに再会した仲間らとライブを楽しんだそうです。もともとは新井さんが降谷さんの大ファンで、知人を通して仲良くなったそうです。学年も同じで逮捕前は降谷さんのバースデーパーティーに参加するなど親交を深めていました。どうしても降谷さんに会いたくて足を運んだのかもしれません」