雅子さまは、旧友に関する一連の報道をどのように受け止められただろうか。
8月1日付で、財務省の国際部門のトップである財務官を務めていた神田眞人氏が内閣官房参与に起用された。神田氏は2021年から前職を務め、歴史的な円安に対応し、「令和のミスター円」と呼ばれた人物である。
「神田さんの仕事に関する熱量の高さは群を抜いており、大規模な為替介入の際には、ハイテンションが隠しきれなかったことも。頭脳明晰であり型破りでもある逸材として知られ、“宇宙人”と称されることもあるほどです」(全国紙政治部記者)
神田氏は、灘中・高、東京大学法学部を経て1987年に大蔵省(当時)に入省したという華麗な経歴の持ち主で、1989年から英オックスフォード大学に派遣され、1991年に経済学修士を取得した。実は、1988年より外務省から同大学に派遣されていた雅子さまとは、留学の時期が重なっており、友人関係にあったという。
「神田さんは、オックスフォード大学内の『セント・ヒューズ・カレッジ』で主に経済学を学んでいたそうです。『ベリオール・カレッジ』で国際関係論を学ばれていた雅子さまとはキャンパス、専攻分野は異なるものの、神田さんが会長を務める学生交流団体のメンバーに雅子さまが所属されており、親交があった。2人には東大出身という共通点もあります。また、イギリスでの住まいが近かったことも手伝って、神田さんは、雅子さまから手料理を振る舞われるほど近しい間柄だったそうです」(前出・全国紙社会部記者)
実際に神田氏は、『毎日新聞』(2019年5月10日付)で、知られざる雅子さまとの関係について自ら明かしている。雅子さまのお人柄については《上品で慎み深く、『Decent(ディーセント、礼儀正しい)』という言葉がふさわしい方》。手料理の腕前は、《懐石料理のようで完璧だった》そうだ。