LiLiCoとバナナマンの日村勇紀がCMキャラクターを務めている『スケッチャーズ』の「スリップインズ」が売れている。
「『スケッチャーズ』は世界中で展開しているのですが、ハンズフリーで脱ぎ履きできる『スリップインズ』がもっとも売れているのは日本だそうです。なかでも、この半年ほど、アラフィフからアラ還のタレントさんたちから『欲しいんだけど、どこで買えるの?』という質問を何度受けたかわかりません。ちなみにLiLiCoさんと日村さんは元々『スケッチャーズ』の大ファンで、それがクライアントさんの耳にも入って起用されたそうですよ」(ファッション誌エディター)
もともと日本では玄関先で靴を脱ぎ履きする文化があるうえ、売れっ子のタレントたちはテレビ出演する度に何度も靴を履き替える。そうした事情を、タレントを多数担当するスタイリストは次のように話す。
「我々は衣装に合わせてシューズも何足か用意するのですが、それらを『スリップインズにしてほしい』というリクエストを度々受けるようになりました。たとえばロケ先では靴を脱いで上がるお店や建物も少なくありません。そんなとき『スリップインズ』だとスピーディーに脱ぎ履きができるのでスタッフさんたちにも好評だといいます。カメラマンさんや照明さんもスリップインズを履いていて、サッと靴を脱いで先に店内や室内に上がり、タレントさんの訪問を待っていますよ」
女性タレントにも『スリップインズ』は大好評だという。なかでも「花の82年組」には愛用者が多いそうで、渡辺めぐみや早見優を中心に“スリップインズの輪”が広がっているそうだ。
「彼女たちも、すでにアラ還。足の爪を切ったり、自分でペディキュアを塗ったりするのが辛くなるのと同時に、屈んで靴ひもを結んだり解いたりするのが億劫になる年頃なんです。『スリップインズ』はクッション性に優れているうえ軽いし歩きやすいので好評ですね。ちょっとした段差でもつまずいたり転んだりして骨折をしてしまったなんていう芸能ニュースも増えていますからね(苦笑)。同じような年代の方にはオススメですよ」(芸能事務所のマネジャー)