──歌の場合は、メンバーもいるからフォローしあえたり、忘れてしまったとしてもライブならではのハプニングで逆に客席が沸いたりすることもありますけど。舞台だと、ほかの役の人がセリフを代わりに言うわけにはいかないですからね(笑い)。
そうですよね。さすがに、ほかの人にフォローをしてはもらえないので(笑い)。
──今回はメンバーもいない環境の中で、初めましての方と舞台に挑戦されます。雨宮さんといえば、グループでは”シャイボーイ“と言われていますよね?(笑い)。
そうですね(笑い)。
──シャイボーイな雨宮さんが、共演者の皆さんとどうやって親交を深められるのかな…と。何か秘策はありますか?
やっぱり、なかなか自分からは積極的にいけないんですけど…。キャストの皆さんがぼくよりも年上の方が多いですし、舞台の経験値がある方ばかりなので、優しく声をかけてくださるんです。その優しさに甘えつつ(笑い)、少しずつ距離感を縮めていけたらいいなと思っています。
──確かに、自然体がいちばんですよね。突然、キャラを変えて接しても、のちのち苦しくなってしまいそうですから。
はい。空回りしちゃいそうなので(笑い)。
──GENICのメンバーとはどうやって打ち解けていったんですか?
男子メンバーと(金谷)鞠杏に関しては、エイベックス・アカデミーの練習生のときからいっしょにやっていたので、仲良くしようと思って何かをしたわけではなくて、レッスンを受ける中で自然に…という感じだったんです。(宇井)優良梨に関してはオーディションで初めて会ったので、打ち解けるまでには少し時間はかかった気がします。優良梨はグループで最年少ということもあるので、年の差とかは全然気にしなくていいんだよ…というスタンスで接していきました。
──そうだったんですね。ちなみに、子供のころから振り返って、お遊戯会など含めての人生初舞台というと?
いつだろう…? 小学生の低学年の頃かな?
──ダンスを始めたのは、小学生からですか…? 発表会とかありませんでした?
ダンスは4~5才から始めていたので、発表会とかあったと思うんですけど。その頃の記憶が、すごくあいまいで……覚えてないんです(笑い)。
(PART2に続く)