8月12日(日本時間、以下同)に閉会となったパリ2024オリンピックでは、多くの新星アスリートに注目が集まった。その中で、複数の海外メディアが「最も美しいアスリート」と賞賛し報道したのが、ハンガリー・フェンシング代表のルツァビラグ・スーチ選手(21)である。
「まだ若いスーチ選手ですが、昨年と一昨年の女子フェンシング世界選手権団体戦で金メダルを獲得したチームの一員であり、ハンガリーきっての実力者です。五輪は今回が初出場で、女子サーブル個人準々決勝で敗退、初戦で日本代表と戦った女子サーブル団体でも準々決勝敗退していますが、マスクを脱いだ時の美貌に注目が集まり、絶賛の声が相次ぎました」(スポーツ紙記者)
8月3日に自らの競技が終了した後も、スーチ選手は積極的にインスタグラムを更新。五輪で彼女の存在を知った“新規ファン”も当然、そのアカウントに注目した。
「五輪前と比べてフォロワー数が約2倍になりました。以前から競技や練習、トレーニングの様子だけでなく、私服やドレスアップ時の写真なども投稿していたのですが、競技後はより華やかさを増した印象です。最近だと白のトップスにジャケットを羽織った、日焼け跡もわかるほど胸元が大胆に開いた服装の写真をアップ。〈なんて美しい女性〉〈白が似合う〉〈自信満々だ〉といった賞賛コメントが寄せられていました」(同前)
自らのインスタグラムで一躍注目を集めたスーチだが、母国・ハンガリーも彼女にかける期待は大きい。
「ハンガリーは過去にサーブル団体で1928年から7大会連続金メダルを獲得した伝統ある“古豪”ですが、近年のオリンピック団体戦では以前のように結果は残せていませんでした。しかし2016年のリオ五輪ではシラギ・アロン選手がエペ個人で金メダルを獲得するなど、近年は個人戦で結果を残す選手も目立ってきています。
そんなタイミングでスーチ選手が登場したことで、ハンガリーも『かつての強さを取り戻そう』と湧いている。地元メディアも五輪前からスーチ選手の特集を組み、『“最も美しい”という表現は誇張ではない』とした上で、彼女の活動について『若いアスリートに大きな憧れを与えている』と絶賛しているほどです」(同前)