そのわずかなチャンスを掴んでブレイクしたのが、モデルの滝沢カレン(32)、元女子サッカー日本代表の丸山桂里奈(41)、Ryuchellさん(享年27)だった。
「ファッション誌のモデルだった滝沢さんは、ブレイクのきっかけとなった番組に感謝していて、“『さんま御殿』さんが私の親”と話しています。子どもの頃からさんまさんと共演することが夢だったという丸山さんは、2017年に出演を果たし、自分にとって『バラエティーの原点』と言っています」(同前)
ブレイクのカギを握る“チャレンジ席”は、どうやれば勝ち取ることができるのか。テレビ局関係者が打ち明ける。
「この席に座るためには年に数回のオーディションで選ばれる必要があります。公に募集はされていません。番組側が内々に複数の芸能プロダクションに声をかけて行われます。事務所サイドは事前にアピール部分を記入したアンケートを提出し、当日は3~4人の組に分かれて面接があります。面接室には10人以上のスタッフが並んでいて、1人ずつ自己紹介やアンケートに記入したエピソードを質問されるそうです。
さんまさんが立ち会うことはありませんが面接でウケると、すぐに連絡がきてスケジュールを聞かれるそうです。ただ、“チャレンジ席”を勝ち取っても、さんまさんにハマらないと再出演まで数年空いたり、2度と呼ばれないケースもあるそうです」
芸能人の将来を左右する「一席」を巡って、今日も熾烈な席取り合戦がおこなわれている。