フジテレビは8月23日、体調不良で療養中の渡邊渚アナが8月31日をもって退社することを発表した。渡邊アナは昨年6月に体調を崩し、7月以降はレギュラー番組も降板し、休養に入っていた。
同局を通じて〈病気のためお休みしておりましたが、この度、退社する決断を致しました〉とコメントした渡邊アナ。〈アナウンサーとしてまだまだ未熟で、学びたいことがたくさんあり、病気を治して前のように働きたいと思っていた頃もありました〉と、アナウンサーとしての活動再開を望んでいたことを明かしながらも、〈でも、どうやっても完全に昔のようにはいかない現実が目の前にあって、それを受け入れるのにはとても勇気が必要でした。現在も三歩進んで二歩下がるような日々ではありますが、最悪な状態は脱し、全てを受け入れて、これまでと違った生き方をしたいと思えるようになりました〉と、退社を決断した心境を告白している。
病名などの詳細は明かされていなかったものの、渡邊アナの公式インスタグラムでは闘病中の様子や日々感じたことなどを発信。今年に入ってからは、バレーボール観戦や花見の様子を投稿するなど、徐々に快復へ向かっている姿も見せていた。
そして、8月5日に行われたパリ五輪バレーボール男子の日本対イタリア戦を現地で観戦。その姿が、NHKの生中継で映し出されると、同10日には渡邊アナ自身がインスタグラムでパリでの観戦について報告した。
しかしネット上では、そんな渡邊アナに対して心無い声もあがっていた。
「ネット上では、療養のために仕事を休んでいるのに、パリまで観戦に行くのはいかがなものか……といったような投稿がありました。療養中だからといって海外に行ってはいけないなどというのは行き過ぎた批判ですし、そもそも渡邊アナはちゃんとフジテレビに報告したうえでパリに行ったとインスタグラムで明かしています。もちろん、海外に行けるくらいまで体調が良くなってきていることを喜ぶネットユーザーもたくさんいたんですが、心無い声があったことで、妙な形で話題になってしまったのも事実です」(芸能記者・以下同)