三田寛子の話題は「一言もなかった」
会長・Aとの対談では、芝翫がすがる“逆転の手段”が飛び出した。
「Aさんが『歌舞伎がドバイや中東に来たら人気になると思います』と話すと、芝翫さんは『歌舞伎が広がるのなら、ぜひドバイで公演させていただきたい』とノリノリ。『Aさんはドバイの競馬にも精通していらっしゃるから、競馬好きの福之助(芝翫の三男)とも気が合うでしょう。いつかドバイで歌舞伎公演を成功させたい』と嬉しそうに話すんです。
イベントでは、この場面を除いて3人の息子についてほとんど触れず、寛子夫人については一言も話さなかった。成駒屋の後援者として残念ですし、今後が心配です」(同前)
芝翫の所属事務所に今回のイベントの経緯などについて聞くと、「お答えすることはありません」(広報担当者)との回答だった。
「梨園の妻」である三田にとっても、所属事務所にとっても、「ドバイ進出宣言」に始まる芝翫の迷走ぶりは深い悩みの種だろう。
(了。前編から読む)