「テレビを見ていないで、急いで逃げてください!」——今年1月の能登半島地震の際に叱るような強い口調で避難を呼びかけ、“絶叫アナ”として一躍話題になったNHKの山内泉アナ。全国区の注目を集めるようになった裏で、私生活にも変化があったようだ。
「実は昨年、交際していた男性と結婚したそうです。新居に引っ越し、すでに同居生活もスタートさせている」(NHK局員)
山内泉アナは慶応義塾大学経済学部卒業後、17年に入局。初任地の石川県・金沢支局で経験を積み、21年から東京アナウンス室勤務となった。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が言う。
「金沢支局時代から『あさイチ』や『おはよう日本』の代理キャスターに抜擢されて注目されていました。そして入局6年目で『ニュースウオッチ9』のキャスターに就任、これは同番組で歴代初でした。
アナウンサーの東京への異動は、2つ以上の地方局に赴任してからというのが通例ですが、山内アナは初任地の金沢からいきなり東京に抜擢された。岡山からすぐ東京に異動した同局の絶対的エースアナ・和久田麻由子アナと同じ“出世ルート”で、当時の局の期待の高さが窺えます」
昨年には産休から復帰した和久田アナがメインキャスターを務める『NHKニュース7』のサブキャスターを務めたが、この4月に金・土・日・祝日の『正午ニュース』に異動となった。
「短い番組なので日常的な負担は減っていますが、そのぶん災害時すぐに動けるニュース班にも入るかたちとなったそうです。能登半島地震でのアナウンスが評価され、本人も災害報道に関心があったことによる配置換えだといいます。8月に起きた宮崎の地震の際も臨時ニュースで登場し、“絶叫”こそありませんでしたが、的確なアナウンスで対応力を見せました」(前出・NHK局員)
そんな山内アナ。慶大在学中は「Keio Collection」という大学主催のファッションショーにも出演するなど、学内では知られた存在だったという。結婚相手はそんな頃からの友人だという。2人を知る関係者が語る。