「プロフィール欄には、末延さんの略歴のほか、近年の活動実績についても記載されているのですが、『ファンタジー・オン・アイス2019に出演し、アリーナ・ザギトワ選手、エリザベータ・トゥクタミシェワ選手、荒川静香、織田信成とソリストとして共演』と、アイスショーでの羽生さんとの共演が、まるっきりなかったことになっているんです。ほかのスケーターの名前があるのに、羽生さんの名前がないため、あえて“削除した”と考える関係者が少なくないようです」
前述のとおり、このアイスショーで羽生と末延さんは共演を果たし、末延さんが演奏する、羽生が2018-19年シーズンにフリースケーティングで使用した『Origin』という楽曲に合わせて、羽生は情熱的な演技を披露していた。のちにテレビでショーの様子が放映された際も、「ヴァイオリン:末延麻裕子」とテロップが出されていた。
「プロフィールとしてわざわざ記載するくらいですから、アイスショーは末延さんにとって思い出深い出来事だったのでしょう。ただ、世間からは、末延さんに対しさまざまな角度の視線が向けられていることも事実です。
自身のバイオリニストとしての実力で再起を果たそうとしているのに、羽生さんの名前を出せば、バイオリン以外の要素で注目を集めてしまいかねない。彼女は離婚と同時に、“羽生さんという過去”とは決別するという覚悟を決めたのではないでしょうか」(芸能関係者)
一流のアーティストとフィギュアスケーターの「共演」がなかったことになってしまうのは、寂しいものだ。