「これが我々の実力」──。パリ五輪でバレーボール女子日本代表を監督として率いた眞鍋政義氏(61)は、予選ラウンド敗退の結果をそう総括した。だが、女子バレーボール選手のマネジメント能力を高く評価されてきた名将には、知られざる“別の顔”があった。
眞鍋氏は代表監督在任中に既婚女性と不倫関係となり、代表の合宿先に不倫相手を呼び寄せていたことがNEWSポストセブンの取材でわかった。パリ五輪に人生をかけて挑んだ選手らはどう思うのだろうか。【前後編の前編。後編を読む】
兵庫県出身の眞鍋氏は1988年に日本代表としてソウル五輪に出場。2005年に現役を引退後は、2008年に全日本女子代表チームの監督となった。“火の鳥NIPPON”として出場した2012年には、ロンドン五輪で28年ぶりのメダルを獲得。2021年10月からは5年ぶりに日本代表監督に復帰し、パリ五輪でバレーボール女子日本代表監督して指揮を振るっていたが……。
「眞鍋さんは突然、付き合っていたA子と連絡を絶ち、彼女はショックで不安症を発症しました。今も呼吸ができなくなることがあります。彼は日本代表の監督に相応しい人だったのでしょうか」
そう打ち明けるのは、A子さんの友人Bさんだ。日本バレーボール界に28年ぶりのメダルをもたらした眞鍋氏は『眞鍋の兵法』(文藝春秋)、『女性マネジメント 最大限に女性の能力を引き出す技術』(扶桑社)を出版するなど、その指導方法は一目置かれている。だが、代表監督中に彼がのめり込んでいた女性が、既婚者(当時)で40代のA子さんだった。
「お互いに家庭を持ち、道ならぬ恋なのはわかっていたそうですが『離婚したら、面倒を見る』という眞鍋さんの言葉を信じて交際を続けていました。悩み続けてきた彼女をこれ以上見ていられず、すべてをお話ししたいと思います。世間のイメージとかけ離れた本当の姿を知ってほしいです」(Bさん)