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巨人が優勝への「マジック3」なのに、2位・阪神に「マジック6」が点灯している謎すぎる現場 担当者は「商店街役員で協議して例年と違う対応にしている」と証言

まだ優勝の可能性は残っているが……(阪神・岡田彰布監督、時事通信フォト)

まだ優勝の可能性は残っているが……(阪神・岡田彰布監督、時事通信フォト)

 9月26日のDeNA戦に大勝し、4年ぶりの優勝へのマジックを3に減らした巨人。18日のマジック点灯以来、順調にその数字を減らしてきた。2位・阪神とは2ゲーム差の状況だが、阿部慎之助・監督は悲願のV奪還へ歩を進めている。ところが、そんななかで関西では、2位の阪神に「マジック6」が点灯している現場があるのだ。一体どういうことか。

 その謎の現場とは、阪神の「日本一早いマジック」を点灯させることで知られる尼崎中央三丁目商店街のこと。同商店街のボードに掲示される“マジック”はプロ野球の正規ルールにおけるマジックとは違う。基本的には残り試合を表示するかたちで、今年3月末の開幕時も「マジック143」を点灯させていた。開幕後は阪神が負けた日には数字を減らさずに勝った翌日に残り試合数まで一気に減らす仕組みになっている。

 例年は、他球団に「本物のマジック」が点灯すると数字が消えるというが、商店街を訪ねると、アーケードに吊り下げられた「めでタイガー」の下のボードに“優勝記念セールまでのマジック”として「6」という数字が点灯していた。商店街には六甲おろしが流れ、優勝祈願の横断幕や垂れ幕が掲げられている。

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