スポーツ

大谷翔平の“胃袋伝説”「高校時代のノルマは“ご飯どんぶり13杯”」「ラーメン店でラーメン食べず」「WBCでは“ゆでたまご16個”」 

ホームランを放ち50-50を達成した大谷翔平(写真/AP/AFLO)

ホームランを放ち50-50を達成した大谷翔平(写真/AP/AFLO)

 メジャーリーグで前人未到の50−50(50本塁打50盗塁)を達成し、全世界に衝撃を与えた大谷翔平(30才)。この偉業に対し、バスケットボール界のスーパースター、レブロン・ジェームズが「この男は非現実的だ」と述べるなど、各界から称賛の声が寄せられているが、彼の経歴をたどると、まだまだ信じられないエピソードがゴロゴロと出てくる。 

 大谷が放つ特大ホームランは、身長193cm、体重100kg超の屈強な肉体から生み出される。しかし、少年時代の大谷は食が細く、花巻東高校入学時は身長186cmに対し、体重は66kgという“マッチ棒体形”。高校1年時は虚弱体質で、厳しい練習や寮生活のなかで毎月のように熱を出し、病院で点滴を受けていた。 

「花巻東高校の野球部員は毎日どんぶりでご飯10杯を食べるルールでしたが、ガリガリの大谷選手にはどんぶり13杯のノルマが課せられていました。この食トレがつらく、食べきれなかったご飯を寮の机の引き出しに隠していたらカビが大量に発生。“白カビ事件”を起こしたそうです。 

 その鍛錬で胃袋が大きくなったのか、よく仲間たちと訪れていた学校近くのラーメン店では、チャーシューがのった“肉丼”だけを食べていたとか。夕食前の“おやつ”だったようで、ラーメン店なのにラーメンを食べなかったんです(笑い)」(スポーツライター) 

 プロ入り後も食事を徹底管理。甘いものや脂っこいものを食べてしまったことを、「これまで犯したいちばん悪い罪」と位置付けている。昨年3月に侍ジャパンが世界一に輝いたWBCの開催期間中、大谷がゆで卵を1日16個食べていたという目撃情報もあった。 

 10年で1015億円の契約が話題になった大谷の、お金にまつわる逸話もある。 

「北海道日本ハムファイターズに入団後にスーパースターとなった大谷選手ですが、どれだけ大金を稼ぎ出しても物欲がないと公言していました。プロ入り後しばらくは両親が収入を管理し、毎月10万円のお小遣いで生活。ですがお金を使う機会がほとんどなく、貯まる一方だったとか」(前出・スポーツライター) 

 お金への無頓着さが、水原一平元通訳による巨額窃盗事件につながってしまったのかもしれない。約26億円が銀行口座から不正送金されていても気づかなかった大谷の金銭感覚には、捜査に当たったFBIも腰を抜かした。 

 慈善事業へ寄付する金額も桁外れだ。ドジャース入団時には慈善団体に約10億円を、今年1月に発生した能登半島地震の被災地支援で約1億4000万円を寄付。また、日本国内の全小学校2万校に、グローブを3個ずつ寄贈した。 

 温和なイメージの大谷だが、日本ハム在籍時に球団トレーナーにブチギレたことがある。右足を負傷した2017年、思うような投球ができない大谷にトレーナーがアドバイスすると、「わかってますよ! でもできないんですよ!」と声を荒らげた。実はこの年、世界大会であるWBCが控えており、結局、大谷は出場を断念。その悔しさから見せた鬼の形相だった。 

※女性セブン2024年10月10日号 

関連キーワード

関連記事

トピックス

2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン
新政治団体「12平和党」設立。2月12日、記者会見するデヴィ夫人ら(時事通信フォト)
《デヴィ夫人が禁止を訴える犬食》保護団体代表がかつて遭遇した驚くべき体験 譲渡会に現れ犬を2頭欲しいと言った男に激怒「幸せになるんだよと送り出したのに冗談じゃない」
NEWSポストセブン
警視庁が押収した車両=9日、東京都江東区(時事通信フォト)
《”アルヴェル”が人気》盗難車のナンバープレート付け替えで整備会社の社長逮捕 違法な「ニコイチ」高級改造車を買い求める人たちの事情
NEWSポストセブン
地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン