佳子さん

石破氏の奥様・佳子さん(撮影/浅野剛)

「アイドルオタク」な素顔

 石破氏は特にキャンディーズから学んだことが多かったようだ。高校時代からのファンであり、メディアでもたびたび元メンバーのランちゃん(伊藤蘭)、スーちゃん(田中好子)、ミキちゃん(藤村美樹)について熱弁している。なかでも藤村のファンであり、「一番美人なのに控えめで、芯が強いうえに、音楽的な資質が高い」とも評していた。

 ここまで石破氏がこだわりを見せるのは、国会議員になりたての苦しい下積み期間を支えていたのがアイドルだったからだろう。地元・鳥取で挨拶廻りをする車を運転しながら河合奈保子の楽曲をよく聴いていたのだとか。

 そんな石破氏が定義するアイドルとは「目にした瞬間の鮮烈な輝きが衝撃的で、それゆえ歌唱力や演技力を抜きにして心揺さぶられる存在」なのだとか。この「心揺さぶる」をもとに、これまでの総裁選ではコスプレ姿を披露し、幾度となく話題を集めてきた石破氏──「最後の戦い」を制し、これから先は10月1日召集の臨時国会で首班指名が行われ、第102代内閣総理大臣に指名される見通しだ。

関連記事

トピックス

自民党の新総裁選に選出された石破茂氏(Xより)
《石破茂首相が爆誕へ》苦しい下積み時代にアイドルから学んだこと「自分の意見に興味を持ってもらえるきっかけになる」
NEWSポストセブン
寄木細工のイヤリングと髪留めが「佳子さま売れ」に(時事通信フォト)
佳子さまのイヤリングが「おしゃれ!」でまたも注文殺到 訪問先の特産品着用され想起される美智子さまの心配り
NEWSポストセブン
歌手・タレントの堀ちえみ(左)と俳優の風間杜夫(右)
【対談・風間杜夫×堀ちえみ】人気絶頂期に撮影された名作『スチュワーデス物語』の裏側「相手が16才の女の子だろうと気を抜けないと思った」 
女性セブン
エミー賞を受賞した真田広之(写真/Reuters/AFLO)
エミー賞受賞の真田広之、中村勘三郎さんとの知られざる親交 深夜まで酒を酌み交わし芝居談義、遺影の前で孫にチャンバラを手ほどきしたことも 
女性セブン
石破茂氏の美人妻(撮影/浅野剛)
《新総裁》石破茂氏が一目惚れした美人妻が語っていた「夫婦のなれ初め」最初のプロポーズは断った
NEWSポストセブン
芸能生活50周年インタビュー(撮影/平野哲郎)
【デビュー50周年・関根勤インタビュー】伸び悩んでいた時に萩本欽一に言われた言葉、親友であり相方であり弟であり戦友の「小堺くん」、娘・麻里を育てる時に心がけたこと
週刊ポスト
若林豪さんにインタビュー
『旅サラダ』卒業の神田正輝が盟友・若林豪に明かしていた「体調」「パートナー女性」「沙也加さんへの想い」《サスペンスドラマ『赤い霊柩車』で共演30年》
NEWSポストセブン
テレ東アナに中途入社した
【異例の中途採用】大手証券会社からテレ東アナに! 嶺百花「ナンバーワンお天気お姉さん」が回り道して夢を叶える
NEWSポストセブン
3年前に出所したばかりだった
《呼び名はチビちゃん》羽賀研二とそろって逮捕された16歳年下元妻の正体、メロメロで交際0日婚「会えていません」の嘘
NEWSポストセブン
「出直し戦」に臨む意向を示した斎藤知事
「タバコをふかすシーンも……」兵庫・斎藤元彦知事“イケメン東大生”に自ら応募の過去
NEWSポストセブン
衣装の定番は蝶ネクタイにサスペンダー(細山さん提供)
《ぽっちゃり子役・細山クンの現在》明かした3歳年下女性との結婚、ゴールドマンサックス勤務と「年収1000万円」以上を捨てて起業家になった理由
NEWSポストセブン
華やかな投球フォームと衣装でスタジアムを彩る(29年ぶりの始球式となった内田有紀)
【華麗なる始球式2024】華やかな投球フォームと衣装でスタジアムを彩った女性たち“アイドル登板”のきっかけは1992年の宮沢りえ
週刊ポスト