9月下旬に鳥取県を訪れていた秋篠宮家の次女・佳子さま(29)。米子市で開かれた高校生たちが手話を交えながら、演劇やダンスを披露する「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に出席。当日、披露された手話とともに、そのファッションにも注目が集まった。
「特徴的な寄木細工のイヤリングと髪留めがおしゃれだと話題になりました。これは鳥取県内の工房で作られたものだそうです」(全国紙記者)
ファッション界では佳子さまが着用した洋服などがすぐに完売する「佳子さま売れ」と呼ばれる現象が話題だが、今回も反響は大きかったようだ。製作した白谷工房の中村健治代表が言う。
「ものすごい反響で、この3~4日で普段の1か月分ほどの注文が入っています。お使いいただけたのは、本当に嬉しい」
美智子さまか引き継がれた「お心配り」
今回の佳子さまの装いには、上皇后・美智子さま(89)から譲り受けた精神が込められているのではないかとも見られる。
「美智子さまは沖縄ならば芭蕉布、長野なら信州紬というように、地元の名産品をさりげなく身につけることで、訪問先への思いを込められてきました。福岡で開催された全国植樹祭(1992年)でベルト部分とジャケットの裾に地元の久留米絣をあしらったワンピースをお召しになった際は地元県民から歓声があがった。
こうした地元の方々への細かい心配りを、佳子さまが美智子さまから学び、引き継いでいるように感じられます」(宮内庁関係者)
佳子さまが地元のアクセサリーを着用した理由について宮内庁に聞くと、「承知しておりません」(広報室)と回答した。
これまで以上に佳子さまの公務での装いに注目が集まりそうだ。