ファッションを通じてトランプ批判
たとえば、ラタコウスキーが5月にInstagramで公開した“手ブラ”ショットには〈私は彼女が服を着ているのを見たことがない〉〈もし胸がなかったら、彼女は自分の人生をどうしていいかわからないだろう〉とのコメントや、男性にすり寄るようなセクシーさをアピールするべきでない、などといった批判も書き込まれた。
しかし、ラタコウスキーはこれまで、自身のファッションを通して社会問題への立ち位置を表明し続けてきたのだ。
「ラタコウスキーは“男ウケ狙い”“女性の敵”と批判されることもありますが、本人はフェミニストを自称し、ファッションを『自ら選択した性表現』だと主張しています。性暴力加害者として有罪判決を受けた映画プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタイン(72)への抗議の意を示すため、露出した二の腕に“fuck harvey”と書いてイベントに出席したこともあった。こうした主張に賛同するファンも多く、そのスタイルにブランドからの注目も集まっています」(同前)
彼女は政治的思想についても、ファッションを通して表明してきた。2020年の大統領選のときには、候補者の1人であったバーニー・サンダース(83)を支持するTシャツを着用し、Instagramに投稿。今年の5月にトランプ前大統領が有罪判決を受けた際には「トランプ氏から不倫関係の口止め料を受け取った」と証言した元ポルノ女優を支持するTシャツを披露した。