『レッドクリフ』の披露試写会で登壇する金城(2009年撮影)

『レッドクリフ』の披露試写会で登壇する金城(2009年撮影)

金城が思い出の実家を売却するワケ

 金城の実家は那覇から車で1時間ほど離れたエリアにある。緑豊かな自然に囲まれ、珊瑚礁に恵まれたビーチやゴルフ場などがあるため別荘地としても人気だ。金城の実家はその美ら海が眼前に広がる一等地にある。地元住民が語る。

「この辺りは別荘地としても人気だけど、地元住民も多く住んでいてね。結構、景観で揉めることも多いんだよ。でも、金城さんの実家は琉球赤瓦の屋根に白い壁という沖縄伝統の家づくりになっている。建築にあたって金城さんがかなりこだわったと聞くから、金城さんの沖縄愛が伝わるよね」

 実家の外壁にはシーサーが設置されていて、庭にはヤシの木や色鮮やかな花も植えられている。別の地元住民はこう話す。

「たしかに最近、金城さんのご家族はあまり見ないね。金城さん本人もコロナ前まではたまに見かけた。すれ違うと、丁寧に挨拶してくれたよ。とくに変装もせず、笑顔で。いい男だよ。でも、最近は見てないかなぁ。ご実家は業者かなにか頼んでいるようで、丁寧に手入れされているよ」

 金城の日本での表立った活動は近年、ほとんどない。思い出の実家を売却しようということは日本での活動から距離を置くというようにも見受けられる。だが、前出・事務所関係者はこう明かす。

「金城さんのご両親が高齢のため、終活の意味合いが大きいようです。この辺りだと、どこに出かけるにしても車は必須。大きな病院もありません。ご両親が台湾と沖縄、どちらに滞在したい意向かはわかりませんが、沖縄への拠点は残したいようでマンションの購入を検討していると聞きます」

 世界的スターでも直面する親の終活問題。再び銀幕に映る勇姿を心待ちにしたい。

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