日本のみならず台湾をはじめとした中華圏で絶大な人気を誇る俳優・金城武(50)。1990〜2000年代にかけて精力的に活動していたが、近年は俳優活動が報じられていない。今年12月公開予定の中国・香港合作のクライムアクション映画『風林火山』に出演しているが、これは2017年公開の映画『恋するシェフの最強レシピ』(日本では2018年公開)以来、約7年ぶりの作品になる。
「『風林火山』の撮影自体は、2017年で終了していて何らかの事情で公開延期になっていた作品です。この映画のクランクアップから約7年間、金城さんは俳優業を大幅にセーブしています。中華圏のCMやファッション雑誌に出演した程度です。SNSもオフィシャルには一切やっていないため、私生活などもわからない。
しかし、そのミステリアスさが彼の人気の一部でもあるのでしょう。今年2月にX(旧Twitter)でフリーアナウンサーとの結婚情報が出回り、まるで事実かのように世界中に拡散された騒動もありましたが、これも金城さんの活動を待ち望んでいるファンが多い証拠ですね」(芸能ライター)
金城は日本人の父親と台湾人の母親の元に生まれ、俳優デビューまでの生活拠点は台湾。その後、俳優としてブレークするにつれ、日本や中国、香港にも拠点を持つようになったことを明かしている。金城の祖父は沖縄出身のため、沖縄は金城にとっても縁がある土地だ。その“第二の故郷”で金城の近況が窺えた。
「実は金城さんは日本で主演したドラマ『神様、もう少しだけ』や『二千年の恋』が大ヒットしたあとの2004年、沖縄県内に3階建ての豪邸を建築しています。金城さんやご家族が日本で過ごすときに使っていて何年も過ごしている。近隣住民の間でも”金城武の実家”として有名です。最近、その思い出の豪邸を金城さんが売却しようと考えていて、金城さんの資産管理会社の関係者が口づてで売却先を探しています。売却希望額は2億円ほどと聞いています」
こう語るのは金城の事務所関係者。いったい金城になにがあったのか。現地を取材した。