目玉をモチーフにしたカクテル

目玉をモチーフにしたカクテル

「首拾った」と聞いた父親は…

 瑠奈被告が7月2日未明に「首拾った」と言い出した時点で、修被告は被害者の頭部を直接見たわけではなかったという。また、娘の言葉も半信半疑で受け止めていた。

「唐突な話でびっくりしてるのもあり、よく覚えてませんが、半信半疑というか、『そんなことないよな、でもな』と」(証人尋問での修被告の発言、以下同)

 瑠奈被告の音声データも話題に上った。「殺してやる!」や「I do revenge(復讐する)」といった物騒な発言もあったが、修被告は、娘が両親に暴力を振るうことについては、「ないです」と断言した。

「(被害者と会う前から)取り乱しているときに、そういう発言がありました。実行に移すとかは思いません。具体的に我々が恐怖を感じることをされたりはしないので、気持ちの表れとして、そういうセリフがあるんだろうなと思っていました。

『生きているのが辛い』という気持ちの裏返しとして、周りを殺したいとかリベンジとか言っていたというふうに考えています」

 一度興奮状態になってしまった瑠奈被告を落ち着かせるのは、大変なことだった。弁護側の主張によれば、修被告が娘が遺体の頭部を損壊するのを止めず、ただカメラで撮影していた背景には、そういった事情があるようだ。

「(遺体は)すでに損壊し終わってる状態。瓶に入ってるものをひとつひとつ展示して撮影し、最後に残ったひとつの作業を撮影する。作業を中断すると、本人の感情がコントロールできなくなる。『(損壊を)しないほうがいいんじゃないの』と言うのは難しい」

関連記事

トピックス

10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「あと目をひとつ、くり抜くだけですし」“遺体の頭部損壊”現場で見せた田村修被告の妻への気遣い【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
音信不通の状態となっている女優の渋谷琴乃さん
《消えた人気女優が音信不通リスト入り》“第2の宮沢りえ”と騒がれた渋谷琴乃「連絡が取れない」映像権利会社が捜索中
NEWSポストセブン
NHK・中山果奈アナ(HPより)
《NHK次期エースとして人気沸騰中》中山果奈アナが結婚! お相手は「大手メディア勤務」パリ五輪で見せていた「2人きりの食事デート」
NEWSポストセブン
コンサートのスタッフに丁寧に挨拶をして会場を後にした木村と
木村拓哉、Koki,とのバイク2人乗りデートをキャッチ ハーレーで工藤静香のコンサートに駆けつける、会場ではノリノリでリズムを取る姿も
女性セブン
浩子被告の顔写真すら報じられていない
「とっとと消えろッ!!!!」「ウオオオォォーーーーッ!」田村瑠奈被告、法廷で傍聴人も慄いた絶叫データ【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
反ワクチンデモで“報酬1万円”か
《反ワクチンデモ参加で報酬1万円》「もらった」参加者が語った実態「SNS掲載はくれぐれもしないようにとLINEが…」会場には立憲民主党議員も
NEWSポストセブン
花束を受け取る靖国落書き犯(ウェイボーより)
「尖閣は中国の領土」発言のNHKスタッフ、靖国“トイレ”落書き犯 帰国後は「反日英雄」扱い、中国内で広がる「反日無罪」の風潮
週刊ポスト
“平成の大横綱”貴乃花光司氏は令和の大相撲をどう見ているのか
【独占インタビュー】貴乃花光司氏が語る“横綱論”「大関と比べて求められる辛抱強さが20倍も30倍も違う」、そして“今の大の里に足りないもの”は何か
週刊ポスト
アイドルの戦慄かなのと逮捕された人気YouTuberの“DJまる”こと松尾竜之介容疑者
《戦慄かなのと交際》暴行容疑で逮捕されたDJまる「顔が腫れるまで殴ったり…」レペゼン脱退後に抱えていた多くの悩み「フォトブック不発」「酒癖悪い」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
《独自》女優・遠野なぎこが事務所退所&フリーへ「病気があっても笑顔でいられることを伝えたい」元朝ドラヒロインの“新たな挑戦”
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、驚異的な成績で払拭した「水原一平問題」と「新居騒動」 真美子夫人とデコピンとともに勝ち取った栄光 
NEWSポストセブン
映画『ウィンターソング』に出演した金城(2006年撮影)
〈俳優・金城武の近況〉活動激減の裏で「第2の故郷・沖縄の思い出の実家売却先探し」 地元住民が語る「素顔の金城武」
NEWSポストセブン