「いますぐ高台や高いビルへ逃げて!」「急いで逃げてください!」──今年1月1日に発生した能登半島地震の際に、山内泉アナとともに強い口調で避難を促したNHKの中山果奈アナ(33)。NHKの公式ホームページによると、アナウンス室内で津波など災害に関する報道を検討するチームのリーダーを2年務めていたこともあり、SNSでも〈危機感が伝わる〉と称賛する声が相次いだ。
8月8日、日向灘を震源とする最大震度6弱を記録した地震でも、地震発生直後から中山アナは中継を担当。冷静沈着なアナウンスで情報を的確に視聴者に伝えていた。
「中山アナは2014年に入局し、当初から冷静沈着なアナウンスができると評判でした。東大出身で知識も豊富なため、取材現場でも評判は良かった。ただ、同期に林田理沙アナ(34)や星麻琴アナらがいたこともあってなかなか世間での知名度が上がらなかった。
この能登半島地震のアナウンスで、世間の認知度があがったため局も中山アナをプッシュする方針になり、パリ五輪では開会式を担当している。NHKでは五輪開会式を担当するのは“エースの証”とも言われている。実際、平昌冬季五輪は桑子真帆アナ(37)、東京五輪は和久田麻由子アナ(35)が担当しています」(NHK局員)