10月2日夕方、東京・錦糸町駅近くのハプニングバー「Nocturne」が警視庁に摘発され、店長の伊佐山達也容疑者(38)が公然わいせつほう助の疑いで現行犯逮捕された。
「店内を不特定多数の客らが見える状態にし、客同士のわいせつな行為をするのを手助けした疑いがあります。会員は2000人規模と見られており、オープンから半年で売上は1250万円ほどあったとか。警視庁の捜査員が店内に突入した際には店内に男女10人ほどがいて、性行為中や全裸だった利用客が連行され、事情を聞かれています」(全国紙社会部記者)
同店のオープンは今年3月。HPでは以前「当店はいわゆるハプニングバーではございません」と表記されており、あくまでも「大人の社交場」という設定で運営されていたようだ。しかし、実態はハプニングバーだった。「ハプニングバー観光大使」を名乗りSNSで活動を続ける「たぴさん」はこう語る。
「ハプニングバーは通常、夜しか営業しませんが、この店は不定期で12時からの昼営業も行なっていて、2日も昼営業日でした。そのため、摘発があった17時30分頃も利用客がいて、ハプってた人(ハプる=性行為)や裸でウロウロしてた人がいたと聞いています。
HPでは『ハプニングバーではない』と謳っていたようでが、利用客はソファーなどが置かれたクッションフロアでハプっていて、それぞれの仕切りはカーテンの布切れ一枚だけでした」
「たぴさん」が提供してくれた店内図を見ると、クッションエリアが約半分を占めており、目を引いた。シャワー室やタオル置き場なども確認できる。利用客だった40代女性は同店の特徴についてこう語る。
「毎週金曜日と土曜日は、女性がHPの掲示板に来店予定を書き込むとアマギフ(Amazonギフトカード)1000円分がもらえるといったキャンペーンを行なっていました。それを見た男性は『じゃあ行ってみようかな』ってなりますからね。アマギフで女性客を釣るという手法は、最近のハプバーの集客にとって典型パターンですね。
もともと、この店のオーナーは他にも錦糸町で飲食店を持っていて、歌舞伎町でもハプニングバーを経営していた人だった。オープン初日から結構な人が集まっていて、年齢層は20〜30代が多かったです」