「よく地元のテレビに出ていたし、この辺では有名な方でしたよ。半年前くらいに父娘で一緒に歩くのを見ました。仲が悪そうには見えなかったんですが……」
家族の間に何があったのか。事件の数時間前、「ヤマハ発動機の日高祥博社長の娘」を名乗るSNSアカウントが、ある投稿をしていた。
「自身の精神疾患を明かした上で、『父に馬乗りになられ6回ビンタされた』『まだ同じ家に住んでいます』『生きていくのが辛い』などと投稿していた。娘本人のアカウントか真偽はわからないままですが、事件後に投稿が拡散され物議を醸した。日高社長は幸いにも軽傷でしたが、トラブルについては公の場で一切言及していません」(全国紙社会部記者)
投稿の真偽やトラブルについてヤマハ発動機に問うと、「会社からコメントすることは控えさせていただきます」(広報グループ)とのことだった。
日高氏は父親としての仕事をまっとうすることを選んだ。