今秋には25周年の節目を迎え、来春にはコンサートを計画しているという話も

今秋には25周年の節目を迎え、来春にはコンサートを計画しているという話も

社長が島に出向いた 

 しかし、そんな大野も、25周年の節目を前に、ファンへの思いが膨らんでいた。空白の3年間にリゾート施設の開発に専念し、一時は芸能界に戻る気はないとさえいわれていた。しかし、今年4月に新会社「株式会社嵐」が設立され、ほかのメンバーとともに大野も名を連ねていたことはファンにも驚きと安堵をもって受け止められた。 

 同月、本誌『女性セブン』が都内で直撃した際に、大野は反響の大きさに驚きを隠さず、「(活動休止から)3年以上経っているのに、ファンや世間がまだ自分のことを覚えていてくれてるんだなって、ちょっとびっくりしましたね」と苦笑い。嵐の活動については「まだ何も決まっていない」。活動再開のビジョンも「まだない」と語っていたが、定期的に5人で集まって今後の方針などを話し合っていることは認めていた。 

 その後も大野はたびたび東京に戻り、月に一度のペースでメンバーと話し合っていたようだ。顔を突き合わせて話すうちに、頑なな姿勢にも変化が表れているという。 

「大野さんが、最近になって再始動に前向きな姿勢を見せ、4人のメンバーにも“頑張ってみたい”と復帰を示唆しているそうなんです。活動は限定的になるかもしれませんが、25周年イヤーが続く来年中にも、5人が揃ってステージに立つというファンが最も待ち望む計画が進んでいます」(別の芸能関係者) 

 9月頃には再集結の鍵を握る人物が宮古島を訪れていた。南の島で極秘裏に会談が行われたのは、嵐が結成記念日を迎える少し前だったという。 

「『株式会社嵐』の代表取締役に就任し、メンバー5人が信頼を寄せる弁護士の四宮隆史氏が、自ら島に出向いて大野さんとじっくり話し合ったそうなんです。リゾート施設が完成したことで、大野さんの“夏休み”に一旦の区切りがついたのでしょう。会談の中では大野さんの活動再開やメンバーの再集結も議題に上がったといいます」(前出・別の芸能関係者)  

 四宮氏に事実関係を尋ねると、「宮古島に行ったことは間違いありません」と認めた。会話の内容については「他愛もない話をしたのみです」としつつも、再集結に関する質問にはこう回答した。 

「ファンに恩返しをしたいというメンバーの思いは嘘偽りないものです。ファンの皆様はメンバーの考えや意向を最大限尊重してくださると信じています」 

 嵐のラストピースが、ピタリとハマるスペースは、常に確保されている。 

「5人の関係は以前と変わっていません。大野さんの帰りをメンバーはいつでも待っています。四半世紀もの間、5人を応援してくれたファンの期待に応えることはメンバー全員に共通した思い。早ければ11月3日のデビュー記念日にも何らかの大きな発表があるとみられます」(前出・芸能リポーター) 

 5人が再びひとつになったとき、世界に嵐が巻き起こる──。 

前編から読む) 

女性セブン20241017日号 

関連記事

トピックス

石破茂・首相の短期決戦の賭けはどんな結果となるか(時事通信フォト)
【10.27総選挙289全選挙区緊急予測】自民党が「53議席減」、自公でも過半数割れの衝撃シミュレーション結果 新閣僚3人も落選危機
週刊ポスト
俳優、タレント、番組MC、育児と多忙な日々を送る二宮和也
《11月3日にデビュー25周年》嵐“6つの企画”が発表されても簡単ではない「グループとしての活動再開」 二宮和也は結成記念日にコメントなし 
女性セブン
詐欺罪などに問われている“頂き女子りりちゃん”こと、渡邉真衣被告(時事通信フォト)
パパ活“頂き女子りりちゃん”「獄中手記」1話300円で有料配信の狙い 電子書籍としても発売予定か
週刊ポスト
父娘ともにお互いを利用せず活動を続ける(Xより)
《あざと女王の森香澄アナ(29)ショック》「放送作家の実父」経営のラーメン店がオープン4カ月、『がっちりマンデー!!』放送直後に廃業の意外な理由
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の機関紙『山口組新報』、自虐ネタが消え〈物価高 嫁のやりくり ブッダかな〉〈値上げだと? 家の家計 音を上げる〉と経済苦を嘆く
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《「根拠のない情報」発言の真相》宮内庁の幹部たちが最も否定したいのは悠仁さまの「進学先」ではなく、「成績不振報道」だった 東大農学部とは“相思相愛”か? 
女性セブン
ヤマハ発動機の日高元社長(共同、時事)
《娘に切り付けられ退任》ヤマハ発動機社長、事件前に目撃されていた“父娘の散歩” 名古屋出身も「俺はトヨタよりこっちのほうが…」見せていたバイク愛
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告と父・修被告
「俗に言う“お持ち帰り”をされた」「最後の行為でゴムを取られて…」父・田村修被告が証言した“瑠奈被告と被害男性のプレイ詳細”
NEWSポストセブン
容疑者
「お前が妹を殺してさあ!」瑠奈被告が絶叫した“永遠の7分間” 父・修被告は「妹とは瑠奈の魂です」と証言【ススキノ第4回公判】
NEWSポストセブン
逮捕された伊佐山容疑者(左)と摘発されたハプニングバー「Nocturne」
《錦糸町のハプニングバー摘発》「20代男女が昼から乱倫パーティ」女性向け人気セラピストだった経営者による「集客方法」で会員数は2000人規模に
NEWSポストセブン
眞鍋政義氏の不倫相手・A子さんと遠征先で会食していた川合会長
バレーボール協会・川合俊一会長、眞鍋政義氏と不倫女性を交えて“貸切り会食”していた 店舗に飾られていた「疑惑のサイン」本人を直撃
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! ドサクサ解散でも「自民党惨敗」の衝撃予測ほか
「週刊ポスト」本日発売! ドサクサ解散でも「自民党惨敗」の衝撃予測ほか
NEWSポストセブン