史上最年少の宰相誕生を期待されながら、総裁選終盤で急失速した小泉進次郎氏(43才)。永田町では、「選択的夫婦別姓の導入」を失速の要因として指摘する声がある。
「当初、多くの議員からの支持を集め独走態勢に入るかと思われた進次郎さんですが、党員票が伸びなかったことが敗因。寛容性に欠ける保守的な高齢男性が多数を占める自民党員には、選択的夫婦別姓に対する拒否意識が強かったといわれています」(政治部記者)
進次郎氏の妻は、選挙から距離を置く政治家の妻として知られる、フリーアナウンサーの滝川クリステル(47才)。総裁選期間中は、そんな滝川にも取材依頼が殺到。しかし、滝川の所属事務所は《今回の総裁選に対しても、滝川が関与することはございません》とコメントを出すなど、夫の大一番にもこれまで通りの距離感を保ってみせた。
しかし、ある永田町関係者は、「実は、滝川さんもファーストレディーを強く意識していたんですよ」と語る。その根拠は、滝川がアンバサダーを務めるブランドにあった。
「2023年2月から、滝川さんは『CELFORD』というアパレルブランドのアンバサダーを務めているのですが、そのブランドのコンセプトがなんと『ファーストレディー』なんです……。永田町では政治に無関心を装っている滝川さんが“いちばんヤル気満々だったのでは”と評判です」(前出・永田町関係者)
実際、『CELFORD』のホームページでは、コンセプトに『THE FIRST LADY』を掲げ、《各国のオリジナリティとプライドが詰まったファーストレディーファッション。ブランドに触れ合った瞬間に、気品と華を届けます》との説明が続く。
ちなみに、今シーズンは《英国のキャサリン妃やフランスの元大統領夫人、カーラ・ブルーニを意識しながら、ロンドンの格式高いレストランやパリのモダンなレストランをイメージ》しているという。実在のファーストレディーから着想を得たアイテムは、滝川もお気に入りだ。
「環境に配慮した服づくりにも共感していて、第2子妊娠中も長男を連れてブランドの撮影に臨み、その様子をSNSで発信していました」(芸能関係者)
今回の総裁選では3位に終わった進次郎氏。次こそはファーストレディーに意欲を燃やす妻も一緒に戦ってみてはいかがだろうか。
※女性セブン2024年10月24・31日号