「スーサナさんは、左足首を鎖でつながれた状態で監禁されていたそうです。部屋ではムハンマドという男に性被害を受けたとして、『彼は私を浴槽の縁に座らせた。私が脚を閉じて抵抗したら、彼は私を殴り、銃を顔に突きつけた。そしてまた寝室(子供部屋)に引きずっていかれた』と語りました。ムハンマドは下着姿で頻繁にスーサナさんのもとへやってきて、“マッサージ”していいか尋ねたといいます。
また、『生理が来たか?』などと毎日のように質問し、スーサナさんの生理の時期を気にしていたようです。性的暴行の後、『イスラエルには言わないで』と頼んでくるなど、ムハンマドが後悔した様子だったことも明かしています」
ハマスは性暴力疑惑を否定しているが、国連の専門家チームは今年3月、「ハマスによる大規模攻撃の際、少なくとも3か所で性暴力が行われたと信じるに足る根拠が見つかった」と発表した。
一方で、イスラエル側への国際的な批判も高まっている。