判決によっては終身刑に処される可能性も(GettyImages)

判決によっては終身刑に処される可能性も(GettyImages)

数々の告発であがってきたパーティーの乱倫ぶり

 コムズに対する告発とは、具体的にどのような内容なのか。

「当時9才だったという少年は、“スタジオでコムズを含めた複数人から性的虐待を受けた”と証言しています。また、暴力を振るわれたり、薬物を強要されるなどして行為に持ち込まれたという証言が多く出ています」

 数々の告発から浮かび上がってきたのは、コムズが開催していた「フリーク・オフ」と呼ばれる性的パーティーだ。

「『ニューヨーク・ポスト』の報道で、連邦政府の関係者が『コムズの邸宅には、 “行為専用”と思われる部屋があった』と明かしています。行為に使われる道具や拘束具、隠しカメラ、下着などがあったそうで、『もしあなたがパーティーに参加していたら、あらゆる角度から録画されていた』と警告していました。

 コムズは、ドラッグを与えることで女性たちを言いなりの状態にさせて、男娼たちとの関係を強要したといわれています。その様子を眺めながら、彼自身も楽しんでいたようです」
 この「フリーク・オフ」に、時には未成年も招待されていたようだ。

「ある女性ミュージシャンは、16歳のときにコムズのパーティーに招待されたことを告白しています。入り口ではスマホを没収されて、会場内のドアを開けたら中では行為の真っ最中だったそうです。彼女はなんとか逃げ出すことができましたが、強い恐怖を感じたと振り返っています」

 コムズ被告の裁判は、2025年5月5日より始まる予定だ。はたして彼は、身の潔白を証明することができるのか。

関連記事

トピックス

ラッパーで音楽プロデューサーのショーン・コムズ氏が性的人身売買などの罪で起訴された(GettyImages)
《ドラッグで言いなりにして行為を強要》性的暴行疑惑の米・音楽プロデューサー「隠しカメラであらゆる角度から録画」自宅に作られた“専用”ルームの実態
NEWSポストセブン
「天国でも一緒」愛犬エアロの遺毛を指に(時事通信フォト)
浅田真央、多くのCMにも出演した愛犬エアロの「遺毛」を使って指輪を作成 ペットの亡きがらを肌身離さずに持つ人が増加中
女性セブン
パリ五輪柔道女子金メダリストの角田夏実選手(時事通信フォト)
《ジャージめくって見せたバキバキ生腹筋》パリ五輪で柔道金・角田夏実、今後の去就「タレント活動の行方」「結婚願望」「3つの理想タイプ」
NEWSポストセブン
韓国・台湾メディアが批判的に報じ大炎上している
《韓国人女性の性的画像投稿疑惑で大炎上》ナンパ師グループが“非モテ男性”を狙って展開した「情報商材ビジネス」の全貌
NEWSポストセブン
元NHKアナが民放を席巻!
《NHK出身アナウンサーが引っ張りだこ》有働由美子、神田愛花、膳場貴子、武内陶子…バラエティー・報道を席巻する女性アナたちのあふれる魅力
女性セブン
バレーボール女子日本代表監督の眞鍋政義氏が“火の鳥不倫”か(時事通信)
元女子バレー代表監督・眞鍋政義氏が騒動で初コメント「軽率な行動でご迷惑を…」 近く発表の新監督人事は
NEWSポストセブン
物件探しデートを楽しむ宮司アナと常田氏
《祝!結婚》フジ宮司愛海アナ、結婚発表直前に見せていた「常田俊太郎氏とのラブラブ内見デート」 局内では「歩くたびに祝福の声」
NEWSポストセブン
連続強盗事件を受け、捜査会議で訓示する警察庁の谷滋行刑事局長。10月8日午後(時事通信フォト)
《ただ物を運ぶだけだったのに…》闇バイト逮捕者が供述する「騙された」 SNSに増殖する「ホワイト案件」に誘われて指示に従った人たちの顛末
NEWSポストセブン
豪華リフォームの要求が止まらない紀子さま(写真/時事通信フォト)
50億円改修工事が終わったはずの秋篠宮邸、はやくも新たな修繕工事の計画がスタート 宮内庁は工事の具体的な内容や価格などは明かさず 
女性セブン
墓に向き合ったTaiga
《桜塚やっくんの墓参りに密着》11回目の命日…女装研究家になった元バンドメンバーTaiGaの告白「やっくんの夢だった『武道館での歌唱』を叶えたい」
NEWSポストセブン
ツアーを終え、ロンドンに戻った宇多田ヒカル(2024年9月)
【全文公開】宇多田ヒカル、新パートナーはエルメスの店舗デザインも手掛けたグラフィックアーティスト ロンドンでひとときの逢瀬を楽しむ適度な距離感 
女性セブン
ドキュメンタリー映画『Screams Before Silence』でインタビューに応じるアミット(映画の公式インスタグラムより)
《55日間のハマス人質日記》囚われた女性が語る地獄の日々「生理の時期を毎日確認されて…」【音楽フェス襲撃から1年】
NEWSポストセブン