国内

美智子さまの大腿骨骨折で紀子さまが介護の準備に奔走 今こそ問われる“雅子さまとの間にある見えない距離” 

ご心労が絶えない紀子さま(2023年、ベトナム・ハノイ。写真/時事通信フォト)

ご心労が絶えない紀子さま(2023年、ベトナム・ハノイ。写真/時事通信フォト)

 美智子さまを自身の羅針盤とされてきた紀子さまに、「令和流」の皇后のあり方を確立されつつある雅子さま。美智子さまの不測の事態が、このおふたりの関係性に変化をもたらすかもしれない──。 

 皇室に嫁がれてから34年、紀子さまの胸中には、いつも美智子さまがいらっしゃった。秋篠宮ご夫妻は10月初旬、京都で行われた文化庁芸術祭のオープニング公演に出席された。紀子さまがお召しになったのは、紅葉柄のワンピースだった。 

「首元が四角くカットされたスクエアネックの控えめな襟が印象的でした。このデザインは、美智子さまが『天皇陛下御在位三十年記念式典』で着用され、お似合いだと話題を呼んだ淡いピンクのスーツと似ています。紀子さまが、美智子さまへのリスペクトを込めて、『同じカッティングで』とオーダーされたのでしょう」(皇室記者) 

 その直後に美智子さまが骨折される不慮の出来事が襲い、令和皇室に激震が走った。 

「皇族方は一様に美智子さまのお体を案じていらっしゃいますが、紀子さまの憔悴ぶりは周囲が心配になるほどだといいます。さまざまなご苦労を抱えられた紀子さまは、美智子さまを“心の師”とされてきたので、よほど焦っていらっしゃるのではないでしょうか」(前出・皇室記者) 

 美智子さまの骨折を受け、紀子さまは大夫を通じて、速やかにお見舞いの気持ちをお伝えになったという。 

「どう美智子さまをお支えすればよいか思い悩まれる紀子さまは、『同じ御用地内で暮らす私が美智子さまの介護を』と思い詰め、その準備に奔走されているといいます」(前出・皇室記者) 

 紀子さまはこれまでになく不安定な状況に置かれていた。1つ目は長女、眞子さんとの関係だ。 

「結婚を巡って紀子さまと眞子さんの間に溝ができ、眞子さんが’21年にニューヨークに渡って以来、母娘は一度も会っていないといいます。そればかりか、連絡さえままならない状態だという声も聞こえてきます。紀子さまには、眞子さんと対面したいという思いと同時に、美智子さまに初孫の眞子さんと再会させたいという願いもあるのですが……」(前出・皇室記者) 

関連記事

トピックス

同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
入場するとすぐに大屋根リングが(時事通信フォト)
興味がない自分が「万博に行ってきた!」という話にどう反応するか
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)
【愛子さま、6月に初めての沖縄訪問】両陛下と宿泊を伴う公務での地方訪問は初 上皇ご夫妻が大事にされた“沖縄へ寄り添う姿勢”を令和に継承 
女性セブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
“極度の肥満”であるマイケル・タンジ死刑囚のが執行された(米フロリダ州矯正局HPより)
《肥満を理由に死刑執行停止を要求》「骨付き豚肉、ベーコン、アイス…」ついに執行されたマイケル・タンジ死刑囚の“最期の晩餐”と“今際のことば”【米国で進む執行】
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン