〈どっち食べる〜??〉──10月20日、X(旧Twitter)上でフォロワー3万人以上を抱える女性が、人気しゃぶしゃぶチェーン『木曽路』とみられる店内で、テーブルを前にニットをたくし上げて胸を見せつける写真を投稿して炎上した騒動。
NEWSポストセブンがすでに報じたとおり、『木曽路』の広報担当者は取材に対して「当社店舗で撮影された写真と確認できた場合には、誠に遺憾であり、法的措置も含め厳正に対応する所存です」と厳しい見解を述べている。他にも、別の女性が『三田製麺所』や『コメダ珈琲』の店内で服をめくって胸の谷間を露出した画像がアップされるなど、同様の事例が相次いでいる。
SNS上で迷惑行為を公開することが「バカッター」と呼ばれるようになってからすでに10年以上が経つが、近ごろはこうした公共の場で服を脱いだ状態の写真を撮影し、投稿することで炎上するケースが後を絶たない。投稿者はいずれも若い女性で、アカウントを調べると、自身が登場する有料コンテンツなどにたどりつく場合が多い。ITジャーナリストの三上洋氏は、こう分析する。
「ここ数年でいわゆる個人のデータ販売ができるサイトを用いて、自分の裸の写真などを有料で売っている人がけっこう増えてきているんです。
実際にこうした投稿をしているアカウントを見ましたが、10万、100万単位のインプレッション(ユーザーのタイムラインに投稿が表示された回数)で数回バズったくらいだとX上の収益プログラムだけでは大した収入にはならない。ですから目的としては有料販売サイトへの誘導、もしくは知名度を上げて活動の幅を広げるためにやっている行為だと考えられます。
同じように風俗店に勤務する方が集客のために顔出しで過激な写真を投稿するケースなども多いです」