「暖」の読み方は3通り
1位指名のなかでも日本ハムが外れ1位で獲得した福岡大大濠の柴田獅子は「れお」と読む。オリックスが3位で指名した仙台育英の山口廉王も、下の名前の読みは同じく「れお」だという。いずれも西武からの指名ではなかった。
ロッテが1位指名で獲得したのが青学大の西川史礁で、名前の読みは「みしょう」。日本ハムが2位で獲得した東海大相模の藤田、同じく2位でロッテが獲得したヤマハの宮崎はともに名前が「りゅうせい」だが、藤田は琉生、宮崎は竜成と書く。
「暖」という名前の選手は3人。西武6位のエナジックスポーツの龍山は「はるき」、DeNA育成2位の阿南光高の吉岡は「はる」、ソフトバンク育成13位の門前高の塩士は「だん」と読む。
「たいが」は、タイガー・ウッズにちなんで親が名付け、プロゴルファーで目立つ名前だが、今回のドラフト会議でも散見された。オリックス育成3位の花咲徳栄の上原「堆我」、ソフトバンク育成12位の東陵高の熊谷「太雅」。
「翔」の文字は全国的に人気で、ドジャースでワールドシリーズ進出を果たした大谷翔平の名前にも使われている。今回のドラフトでも目立ったが、その読みは様々。西武外れ1位の金沢高の齋藤大翔(ひろと)、楽天3位の四国IL徳島の中込陽翔(はると)、ヤクルト4位の健大高崎高の田中陽翔(はると)、DeNA5位のおかやま山陽高の田内真翔(まなと)、同6位の国学院大の坂口翔颯(かすが)、といった具合だ。