省エネ仕様もありがたい。
「1回の投入量の目安は150~300g。ゴミの量によってAIが自動でパワー調整します。運転開始時は130Wのパワーで稼働。内部温度が50℃に達すると送風モードに切り替わり、庫内の熱を再利用して消費電力を10Wに抑えます。1日の電気代は約20円(適正量を投入し、8時間使用した場合の目安)です」
アンモニアや酢酸など生ゴミ臭に特化した「活性炭フィルター」を搭載しており、においも気にならない。さらに、細菌を99.9%除菌する(韓国分析試験研究院[KATR]による調査。)という。
また、専用のバスケットカバー(別売り20枚入・2508円)もあるが、底にキッチンペーパーを敷く、もしくはそのままバスケットを入れても問題ない。操作も簡単で、オンとオフのボタンを押すだけだ。音も38db(深夜の郊外レベル)に抑えられている。
頻繁なゴミ出しの必要がなくなるのとともに、におい・汁だれ・コバエの発生といった家庭内の生ゴミへのストレスを軽減できる。CO2排出量も抑制し、自治体の負担となるゴミの収集や焼却量も減らせる(家庭用生ゴミ乾燥機は助成金支給対象品目。実施状況は自治体により異なる)。一家に一台置きたい逸品だ。
【DATA】
『loofen 生ゴミ乾燥機』/株式会社ALPACA/6万6000円(スモーキーグレーのみ6万9960円)
本体寸法/幅270×奥行き380×高さ350mm(フィルター込み)
重量/6kg
容量/5L
カラー/ホワイト、ミント、ピンク、パープル、スモーキーグレーの5種。キッチンに調和するデザインで「レッドドット・デザイン賞」を受賞。
取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2024年11月7日号