「スシロー」事件との“違い”
『木曽路』の処分について、飲食店に詳しいライターが語る。
「飲食店内での迷惑行為で言えば、昨年の回転寿司チェーン店『スシロー』の事件が記憶に新しい。当時は運営会社が少年に6700万円の損害賠償を求め提訴したことが話題になりました(後に和解、取り下げ)。
今回、『スシロー』のケースと大きく異なるのは、『木曽路』が巻き込まれた騒動は不適切とはいえ衛生面の損害にはなっていないという点でしょう。それでも企業にとって看過できない事例には変わりなく、法的措置を示唆した木曽路がどのように対処するかは注目されていたところでした」
『木曽路』が下した判断は重いか、それとも軽いか——いずれにせよ、公共の場での迷惑行為は許されない。