「当日は少なくとも2人、中国系と欧米系の男性がニセ警備員のコスプレをして、ナンパ行為をしていたと聞いている。その2人は当日、警備員によって交番に連れて行かれたようです。
警察官のコスプレの場合、制服そっくりなものを着用して街に出ると、実は軽犯罪法違反に該当する可能性がある。周囲の人に本物の警察官だと誤認させ、混乱が生じる可能性があるからです」(同前)
当日巡回員を出していた渋谷区に、当日の警備員のコスプレについて聞いた。
「確かに当日夜から朝にかけて、少なくとも2人のコスプレ男性が交番に届けられたということは聞いています。当日は警視庁の警察官、土木部が委託した警備会社、そして安全対策課など複数の課の巡回員がエリアを巡回していましたが、よく似た服を着た人物がいるという情報は入っていた。見る人が見れば『正式な巡回員ではない』とわかりますが、一般の方々は見間違えてしまう可能性は高いと思います」(危機管理対策部安全対策課の担当者)
コスプレは周囲に迷惑をかけない形で楽しむべきだ。