「子どもたちが大きくなってきて部活に入ったりしているので、それぞれの活動に合わせて、送り迎えの時間を調整しなくてはいけないので。ただ、その車中で、今日学校であったこととか、いろんな話ができるのはいいですよ。
帰宅してからも、私が台所で家事をしていると、子どもたちが1人ずつそばに来て『はい、次はお姉ちゃんね』なんて言って順番にいろんな話をしていくんです(笑)。ウチは会話が多いと思いますよ。みんな、あまり大きな秘密はもっていないんじゃないかな」
Instagramのコメントから受ける印象とは少々違い、思春期や反抗期のピリピリした感じではなく、賑やかで楽しそうだ。もう気持ちは新生活に切り替わっていた。
「子どもたちがイライラしているな、と感じたら、身体に余計なエネルギーがたまっているのだと思うので、『外を走ってきたら?』と促したりしています。私にぶつけられても困るので(笑)。自分から『散歩してくる』と言って、外で発散して帰ってくることもあります。私自身の更年期というのも、少し気分の浮き沈みがあるな、というくらいで、ほとんど自覚がないほどなんです」
自然のなかで早寝早起きをしてよく眠り、新鮮なものをいただく、という健康的な生活を長年続けてきたおかげかもしれない。
「人に会うときは、会いたい人にだけ会う。限られた時間を大事にしたいんです。ボーイフレンド? いません。ここでは周りにいるのは70、80歳のおじいちゃんばかりなんですよ(笑)」