”長所”を行かして、本業を長く続けるためか
あるスポーツ紙記者は「アマチュアスポーツ選手たちは、五輪メダリストでもない限り、誰もが資金難にあえいでいます。榎本選手も、それなりに良い環境で練習して競技を続けるためには、スポンサーが必須。有料ファンクラブもその一環なのでしょう。グラビアアイドル気分で、ちやほやされたくてやっているわけではないはずで、彼女の取り組みは、他のアスリートたちの参考になるかもしれません」と説明した。
たしかに、同じ8月にダイナマイトボディーのビキニ姿をインスタグラムで披露して大バズりした、カトパンこと加藤綾子アナ(39才)似の女子プロテニス選手の園田彩乃(28才)も、見た目の華やかさとは裏腹に、実際は苦労人だった。世界的にバズった水色ビキニはわずか900円の激安品で、クラウドファンディングで試合の遠征費用を募っていた過去もあった。
「周囲から美人と褒められていた榎本選手も、自分の“長所”を生かして、少しでも本業を長く続けていこうという思いなのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
10月27日には「はい、皆こうゆうの待ってるでしょ」と、ドキリとさせるコメントともに添えた写真は、ホットパンツにロングブーツ姿の彼女で、太ももの“絶対領域”が披露されていた。だが、彼女が言う「こうゆうの」は、太ももではなく、そこに添えられた両手だったようだ。「無数の血管が浮き出た両手の甲のアップを見せたかったようですね。そのアスリートらしい手には多くのフォロワーが反応していたので、まさにファンは“待ってた”と言えますね」(前出・スポーツ紙記者)。
しかし、この投稿もわずか2日でインプレッション数が450万件を突破すると、アンチコメントも激増した。10月29日には、「ニュースになるのうれしいけど、それと同時に勘違い女とか承認欲求女とか、そんな言葉が並ぶのを見るたびに傷つくし心が痛むんよ、、 私も1人の人間だよ うえーんみてるんだからー ビエー」と、辛い胸の内をポストした。
前出のスポーツ紙記者は、諭すようにこう続けた。「美人と褒められてうれしくないわけはないでしょう。ただ、プロ野球やプロサッカー選手たちと違い、アマチュアスポーツのアスリートたちは、本当に環境に恵まれていません。榎本選手だけでなく、どんな形であれ人気者になって仕事や収入のチャンスを得たアスリートたちのことは、どうか快く応援してあげてほしいです」。
きっと榎本も、華やかな笑顔の裏で人知れぬ苦労を背負って、夢を追い続けている。