NHK大河ドラマ『光る君へ』で主演の紫式部役を演じる吉高由里子(36)。10月25日にクランクアップを迎えた吉高は、
「『光る君へ』を撮影していた1年半は、毎日現場に来ることが楽しみで私の日常になっていました」
「一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せだった」
とコメント。「疲れも見せず、素晴らしい集中力で役に向き合っていた」とNHK関係者が証言するように、今作への気合いの入れようはこれまでの作品とはレベルが違った。大河出演にあたって、吉高はスタッフも驚きの「誓い」を立てたという。
「撮影中の断酒宣言をしたのです。吉高さんは芸能界有数の酒豪で知られ、『二日酔いになったことがない』と公言するほど。サントリーの『トリス』のCMにも出演しており、ハイボールを箱買いして毎晩飲み明かすと言われています。そんな彼女が断酒宣言をするなんて。大河の座長としての意気込みが伝わってきました」(NHK関係者)
こうした姿勢について、吉高を長く知る芸能関係者は感慨深い様子で語る。
「デビュー後から『3年で辞める』と宣言していたし、『女優よりOLがいい』と常々公言してきました。NHKの朝ドラ『花子とアン』の後は仕事のモチベーションがなくなり、1年間休業した経験もある。良くも悪くも女優業への執着がないのが吉高さんの魅力でした。その彼女からこんな言葉が出るとは。女優として、人としての成長を感じます」
現在、外資系金融機関に勤める一般人男性と交際中と報じられる吉高。スポーツ紙デスクはこう話す。
「大河終了後の結婚&引退説が報じられましたが、いまの吉高さんを見ていると、引退はまだないように感じます。オファーも途切れないでしょうし、引き続き女優業に邁進していくのではないでしょうか」
※週刊ポスト2024年11月22日号