三笠宮妃百合子さまが11月15日午前6時32分、入院先の聖路加国際病院で亡くなられた。皇室で最高齢の101歳だった。2016年に100歳で上皇の叔父にあたる夫の三笠宮さまが亡くなって以降は、百合子さまが当主として宮家を支えた。皇族としての仕事に対して、日々力を注がれていたという。
「母子愛育会の総裁を務め、退任されるまで約60年間にわたり母子保健の向上に尽力されていました。
崇仁親王がご存命だった頃は、常にお二人で国内外の公務に出席されていました。そのほか、崇仁親王が古代オリエント史を研究されていたことは有名ですが、研究資料のまとめ、ノート整理、清書なども百合子さまが手伝われていたのです。妻としての内助の功がある方。最後まで皇室のために尽力された方でした」(宮内庁担当記者)