その後、イギリスの老舗タブロイド誌『デイリー・メール』をはじめとした海外メディアで、“ブルーの観光ビザは取り消された”と報じられて、現地の人々も一安心……と思いきや、ブルーは11月12日までにInstagramに投稿した動画で、「11月18日から、みんなを喜ばせる準備ができたわ」と宣言。計画は予定通り実行されるのか、彼女の動向に注目が集まっていた。
「みんなを喜ばせる準備」とは
ブルーは、同じく過激なコンテンツ販売で知られる女性インフルエンサーとともに、滞在できなくなったオーストラリアを離れ、フィジーを訪れていたようだ。ところがフィジーでは、政府が“ブルー対策”に動き、記者会見を開く事態となっている。
「ピオ・ティコドゥアンドゥア内務移民大臣によると、ブルーは11月17日にフィジーに入国したそうです。会見でティコドゥアンドゥア氏は『移民法に基づいて権限を行使し、ボニー・ブルーの芸名で知られるイギリス国籍のティア・ビリンジャーを入国禁止の移民と宣言した』と発表しました。また、ヴィリアメ・ンガヴォカ副首相兼観光大臣も『観光地としてのフィジーのイメージを傷つける』と声明を出しています。
現地メディアは、『ブルーたちの強制送還に向けて、フィジー警察と出入国管理局が協力している』などと報じています」(前出・国際ジャーナリスト)
世界各国で騒動を巻き起こすボニー・ブルー。彼女が日本に訪れた場合、政府はどう対応するのだろうか──。