球界のご意見番である野球評論家の江本孟紀氏は「ルールの見直し」を提言する。
「佐々木は腰かけの見本のようなものでしょ。大した成績を残してなくて譲渡金も少ないのにポスティングを認めたら、球界の悪しき前例になってしまう。巨人やソフトバンクなら絶対に認めず、トレードに出すでしょうね。肩に負担をかけたくなくて手を抜いているというか、全力を出し切っていない姿勢が透けて見えます。今後は日本で一定の成績を残さないとポスティングを認めないなどルールを改めないと、佐々木のような事例が次々と出ますよ」
移籍が叶えばマイナー契約からのスタートとなる佐々木。メジャー挑戦表明後、《這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります》とのコメントを出したが、その道のりは険しいかもしれない。
※週刊ポスト2024年11月29日号