高畑充希との結婚を発表した岡田将生が主演していることでさらに話題の『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)。注目を集めているのは岡田だけではない。
「2022年10月期にシーズン1が放送され、今回はその続編です。岡田さんが演じる那須田歩は、医師の指示があれば医療行為ができるNurse Practitionerの資格をもつ看護師で、中井貴一さん演じるスーパーナースの九鬼静とバディを組んで患者のために奮闘しています」(ドラマスタッフ)
同局の人気医療ドラマと言えば、12月に公開される劇場版でFINALを迎える『ドクターX~外科医・大門未知子~』が筆頭だが、『ザ・トラベルナース』は『ドクターX~』と同じ中園ミホ氏がメインで脚本を担当。同時に『相棒』にも似た“バディ・ドラマ”として人気を博している。
「視聴率ランキングでは今期のドラマのトップになる週が多いですね。初回からコンスタントに2桁台の世帯平均視聴率を記録しています。TVerの“お気に入り登録”でも14日放送の第5話で88万人となり、『相棒』などよりも若い視聴者層から支持されていることで、これまで年配層に強かったテレ朝のドラマ班は歓喜しています」(同)
西田敏行さんへ感謝あふれるコメント
その『ザ・トラベルナース』でナレーションを務めているのが“エンケン”の愛称で知られる遠藤憲一だ。
「エンケンさんは『ドクターX~』のメインキャストでもありますし、今期は主演ドラマ『民王R』もオンエアされていて大忙しです。10月18日に制作発表会見が開かれたのですが、その前日、西田敏行さんの訃報が伝えられました。エンケンさんが誰よりも速く西田さんへの追悼コメントを寄せたことに、テレ朝関係者は感謝していましたね。『ドクターX~』でアドリブを連発する西田さんと共演したことで自分のコメディ部分を引き出してもらったと……。それで『民王』のような作品で面白い役をもらって役者として成長させていただいたという西田さんへの感謝あふれるコメントでした」(テレ朝関係者)
前作のメインキャストだった高橋一生と菅田将暉がいなくなり、今作では“入れ替わり対象が全国民”ということで、「聞いたときは楽しそう、と思ったけど、思うのとやるのとは大違い。四苦八苦しながら、いっぱいいっぱいでやっています」「相手の特徴を掴むだけでもダメ。毎場面、現場のみんなの声を聞き、成長しながらやっています」と殊勝なコメントをしていた遠藤。