胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)

胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)

「痛みと長年つきあってきた豊川さんでしたが、最近では、腰痛の影響で首にも痛みが出てしまうほどだったようです。症状を改善するには手術が必要で、オペに備えて入院したんです。多忙な豊川さんですから、この時期でのスケジュール調整は大変だったはず。周囲に迷惑をかけるのが嫌いなかたですから、苦渋の決断だったでしょう。手術は無事に成功したと聞いています」(芸能関係者)

 現在は退院し、豊川は家族のもとでリハビリ生活を送っているという。太平洋を望むウオーターフロントの高台に建つ一戸建て。コンクリートの高い壁で覆われたこの建物が、復帰を目指す豊川の自宅だ。2010年に約1億3000万円で中古物件を購入し、2015年にいまの自宅に建て替えたものだ。

 1997年に豊川は、ドラマ『青い鳥』(TBS系)でヘアメイクを担当した12才年下の女性とスピード結婚。1男1女に恵まれるも、2005年末に離婚して、子供たちは前妻が引き取った。

「離婚の原因は、豊川さんの不倫とも報じられました。40代でサーフィンと出会った豊川さんは、サーフィン仲間と関係を深めた。そのひとりが、のちに再婚した13才年下のAさんです。前妻との離婚成立後も事実婚状態が続いたのですが、豊川さんがすぐに再婚しなかったのは、離れて暮らす子供たちの心情を考えてのことだったそうですね」(前出・芸能関係者)

 その後Aさんが妊娠。入籍と女児の誕生を報告したのが、新居が完成した2015年だった。以降、豊川の心境に大きな変化があった。

「以前の豊川さんは、年間10本以上の映画に出演したこともあるほどの仕事人間でした。ですが娘さんが生まれてからは、周囲に“仕事をセーブして娘との時間を増やしたい”と話すこともあったそうです。そう口にしてしまうほど、娘さんとの時間が充実していたのでしょう」(豊川の知人)

 幸せな日々を送る豊川だが、最近、地元住民の間では異変が囁かれていた。

「以前は豊川さんが娘さんの送り迎えをしたり、親子で仲よく出かける姿を見かけたのですが……最近は、豊川さんが娘さんといるところをあまり見なくなったんです。体調が悪いのかな……と」(地元住民)

 極秘入院の前日には、自宅に出入りする豊川の姿があったが、このときも腰を心配するようなしぐさを見せていた。地元のサーフィン仲間もこう語る。

「彼とはもう15年くらいのつきあいだけど、ここ1年くらい海に入っている姿を見ていない。彼は海の上でサーフボードにまたがって“波待ち”をしている時間が好きだと言っていた。“本当の自分がそこにいるような感覚になれる”ってね。仕事に追われる彼なりの、リフレッシュだったんだと思う。自然が大好きな人だから、海に入れない事情があるなら、息が詰まっているんじゃないかな」

 15年通うサーフスポットから消えたのも、愛娘との交流が目撃されなくなったのも、すべては手術が必要なまでに悪化した持病が原因だったのだろう。

「腰は『体の要』といわれますが、生活に支障を来すほどだったようで、豊川さんにとってつらい日々が続きました。今後、どんな役柄でも全力で演じるためというのはもちろん、娘さんとの時間を充実させたいという父親としての思いもあって、手術に踏み切ったのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

 愛情に満ちた家族の日常を取り戻し、豊川はこれからも演じ続ける。

女性セブン2024125日号

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