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暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」

指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)

指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)

 警察や軍関係、暴力団組織などの内部事情に詳しい人物、通称・ブラックテリア氏が、関係者の証言から得た驚くべき真実を明かすシリーズ。今回は、暴力団幹部のあいだで広まっているアンチエジング、若見えの工夫について。

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 ヤクザといえば、どのような風貌をイメージするだろう。幹部ならすっきりとカットされた短い髪に強面の顔、月刊誌『LEON』(主婦と生活社)に出てくるようなブランド物のファッションに高級腕時計。若い子分なら粋がった生意気そうなヤンチャな風体に、若者向けのファッションというところか。

 今一番、世間で顔が知られているヤクザといえば、間違いなく6代目山口組組長、司忍だろう。傘下組織の大方の組員ですら、その姿を実際に見たことがないといい、目にするのは山口組の機関紙、山口組新報に掲載されたイベントのショットか巻頭の近影、メディアで流される写真ぐらいのものだ。NEWSポストセブンでは、茶色のボルサリーノを被りサングラスをかけたマフィア風の出で立ちが掲載されることが多い。

 最新の山口組新報に掲載されている近影では、きれいに揃えられた顎ヒゲに白髪が交じってきた。御年82歳、年明けには83歳になるというが、歳にみえないほど肌の色ツヤはとてもいい。健康だけでなく美容にも気をつけているのか、撮影のためレフ版を当てているのかもしれないが、肌はツヤツヤでピカピカ。顔のシワはほとんど目立たず、年齢よりもかなり若く見える。

 よく取材をするヤクザの組長や幹部らも、年齢よりも若見えし肌ツヤがよい。指先にまで気をつかい、彼らの中には月に何度かメンズネイルに通っているという者もいる。「指がないのにどうしてかと聞かれるが、ヤクザかどうか確かめるため手や指を見る者は多いからな」と話す組長には、左手の小指と薬指がなかった。

 彼らが口を揃えていうのは「酒は飲んでも、薬物はやらない」。薬物をやると、肌が異様に乾燥してツヤを失い、皮膚がたるんでくるらしい。「若い頃はクスリをやって、ハイテンションで寝る間も惜しんで動いていた。体力があったからもったが、年を取ってもまだやっているようなヤツはバカだ」と某組織の幹部はいう。

 疲労回復に月に2回ほど、知り合いの院長のクリニックでにんにく注射を打っているという幹部は、「打った後は元気になるよ。風邪をひいた時に打てば、すぐに治るしな」という。にんにく注射の主成分はビタミンB1のため、疲れにはよく利くらしい。注射といっても10分ほどの点滴で、自費診療のため彼らのような暴力団関係者でも気軽に打てるらしい。

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