11月29日、国内フリーエージェント(FA)権を行使していた阪神の大山悠輔内野手(29)の残留が発表された。獲得に乗り出した巨人は6年24億円超の条件を用意していたと見られるが、それでも虎の主砲は5年総額17億円プラス出来高払いで残留を決断した。球界関係者が解説する。
「宣言当初は条件面で圧倒的な金額を提示していた巨人入りが本命視されていました。また、大山選手は入団時にある雑誌に『史上最悪のドラ1』と書かれたり、主力となってからも試合で活躍できないと、こてんぱんにファンから叩かれていました。それもあって、在阪マスコミや一部の阪神ファンを快く思っていなかった部分もあった。
大山選手は先月、甲子園で行われた『ファン感謝デー2024』に参加。満面の笑顔を見せながら、ファンとの交流を楽しんでいたものの、その2日後に大阪市内のホテルで行われた球団納会は当日になってドタキャンしたそうです」(球界関係者)