写真撮影にも応じ「SNSには加工してからあげてね」
「中山さんは誰にでも分け隔てなく接してくれる人でした。僕にとっても憧れの人だったので、数年前、はじめて食事をした時に『ミポリンのファンでした』と伝えたら、『やだ、もうそんな歳じゃないんだから(笑)。でもありがとう』なんて言ってくれて。
ほかのお客さんが中山さんに気づいた時も写真撮影や握手に嫌な顔ひとつしなかった。写真については『SNSには加工してからあげてね(笑)』なんて言っていました。いつも笑顔で、優しい。姉みたいな存在でした」
中山さんにとって“第2の実家”ともいえる飲食店がある。多彩なゲストが食の思い出を語るトークバラエティ番組『人生最高レストラン』(TBS系)など、メディアでたびたび紹介していた渋谷区笹塚の焼肉店「にくる」だ。NEWSポストセブンの取材班が同店を訪れると、店長・伊藤信太郎さんが苦しい胸の内を明かした。
「本当に驚いていて……知り合いから連絡が入って。正直、仕事が手につかないのが本音です。美穂さんはオープン当初から来ていただいて、ライブや舞台も拝見させていただいていたので……最後にいらっしゃったのは3カ月前、秋口頃だったと思います。いつも事務所の方や妹さんの忍さん、バンドのメンバーといらっしゃって、元気なまとめ役という感じでした」