上皇ご夫婦への挨拶のため、仙洞御所を訪問された愛子さま(2024年12月、東京・港区。撮影/JMPA)

上皇ご夫婦への挨拶のため、仙洞御所を訪問された愛子さま(2024年12月、東京・港区。撮影/JMPA)

お疲れのまま「ご近影」は撮れない

 今年は愛子さまのご就職があったのはもちろん、6月には国賓としてイギリスを公式訪問された。1月には能登半島地震が発生し、雅子さまはこれまでに2度、陛下とご一緒に被災地に足を運ばれた。昨年同様、「充実した1年」を振り返るのには、相応の時間が必要だろう。

「誕生日を控えたタイミングで、ご近影の撮影も行われます。昨年は陛下とご一緒に、愛子さまの誕生日当日の夜に、撮影に臨まれました。ご近影は誕生日当日はもちろん、その後1年間にわたって多くのメディアで報じられます。それだけに、撮影のための前準備にも念が入りますし、お疲れを抱えたままというわけにはいかないでしょう」(別の皇室記者)

 誕生日当日も忙しない。

「皇后というお立場ゆえ、祝賀の規模も愛子さまのものとは大きく異なります。宮内庁の幹部は同様ですが、加えて内閣総理大臣や衆参両院の議長、最高裁判所長官なども祝賀に訪れます。当日をつつがなく過ごすためには、体調管理は不可欠です」(前出・皇室ジャーナリスト)

 さらに、本誌『女性セブン』が前号で報じたように、来年度の両陛下の「国際親善」に関する予算が、今年度よりも多く確保される見込みだ。

「来年早々、ドナルド・トランプ氏が新大統領に再度就任するアメリカ訪問が、最有力候補とされています。国際親善の舞台で、雅子さまは今後、雅子さまにしか果たせない役割を担われます。そういった1年が、誕生日から始まるわけです。そのため、愛子さまの祝賀を欠席されるなど、ご自身の誕生日直前の予定を調整され、万全の準備を整えられたのでしょう」(前出・皇室記者)

 61才を迎えられる雅子さまにとって、挑戦の1年が始まる。

女性セブン20241219日号

関連記事

トピックス

亀梨和也
亀梨和也がKAT-TUNを脱退へ 中丸と上田でグループ継続するか話し合い中、田中みな実との電撃婚の可能性も 
女性セブン
吉田義男さん
追悼 阪神元監督・吉田義男さんが明かしていた思い「V9時代の巨人に勝てる気はしなかったが、監督として川上巨人を手本にチームづくりしたことはない」
NEWSポストセブン
ボブスタイルにイメチェンされた佳子さま(時事通信フォト)
「ボブスタイルに大胆イメチェン」「ご両親との距離感」に垣間見える佳子さま(30)の“ストレスフリーな一人暮らし生活”
週刊ポスト
都内のマンションから緊急搬送された小島瑠璃子
「娘は大丈夫、元気です。でも…」小島瑠璃子(31)の母が明かした“困惑” 現場に居合わせた赤ちゃんは無事《夫は緊急搬送され死亡》 
NEWSポストセブン
デモが過熱するソウル市内(時事通信フォト)
韓国・尹大統領逮捕の思わぬ余波 デモ頻発で「ソウルは危ない」と訪韓を避ける動き、「美容整形ストリート」では外国人客の予約キャンセルが続出
週刊ポスト
都内のマンションから緊急搬送された小島瑠璃子(HPより、現在は削除ずみ)
《母親も駆けつけた緊迫の一部始終》第一発見者の小島瑠璃子も救急搬送、現場では「ドンッドンッ」と音が
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《舌、眼球を取り出して…》田村瑠奈被告の母親、遺体損壊を知りながら通報できなかった理由を語る「親としての気持ちがあった」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
都内のマンションから緊急搬送された小島瑠璃子
《小島瑠璃子が緊急搬送》夫の実業家はサウナ事業を展開「オープンしなかった…」「この半年で資本金大幅減」
NEWSポストセブン
新製品
《大騒動》秋葉原のPCショップに300人以上の転売ヤーら殺到…近接する幼稚園への侵入者に職員が「さすまた」で対応する緊迫の瞬間も
NEWSポストセブン
旧5人のメンバー。左から石崎琴美、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖、藤沢五月(時事通信フォト、Loco Solare)
《崖っぷちのロコ・ソラーレに新メンバー加入!》背景には3つの「切実なチーム事情」 「今季14戦で優勝ゼロ」で五輪3大会連続出場に最大の危機
NEWSポストセブン
事務所『シャシャ・コーポレイション』を40年近く支えてきた小林聡美(左)ともたいまさこ(右/時事通信フォト)
《事務所が昨年末に解散》女優の小林聡美が還暦前に独立『やっぱり猫が好き』考案の社長との別れ、盟友もたいまさこは事実上の引退へ
NEWSポストセブン
“怪演”が視聴者を驚かせ、ネットがザワついた池脇千鶴
《たるんだ頬にメガネ姿》フジドラマで中年女性役を演じる池脇千鶴「生涯ずっと女優でいたい」の怪演
NEWSポストセブン