お疲れのまま「ご近影」は撮れない
今年は愛子さまのご就職があったのはもちろん、6月には国賓としてイギリスを公式訪問された。1月には能登半島地震が発生し、雅子さまはこれまでに2度、陛下とご一緒に被災地に足を運ばれた。昨年同様、「充実した1年」を振り返るのには、相応の時間が必要だろう。
「誕生日を控えたタイミングで、ご近影の撮影も行われます。昨年は陛下とご一緒に、愛子さまの誕生日当日の夜に、撮影に臨まれました。ご近影は誕生日当日はもちろん、その後1年間にわたって多くのメディアで報じられます。それだけに、撮影のための前準備にも念が入りますし、お疲れを抱えたままというわけにはいかないでしょう」(別の皇室記者)
誕生日当日も忙しない。
「皇后というお立場ゆえ、祝賀の規模も愛子さまのものとは大きく異なります。宮内庁の幹部は同様ですが、加えて内閣総理大臣や衆参両院の議長、最高裁判所長官なども祝賀に訪れます。当日をつつがなく過ごすためには、体調管理は不可欠です」(前出・皇室ジャーナリスト)
さらに、本誌『女性セブン』が前号で報じたように、来年度の両陛下の「国際親善」に関する予算が、今年度よりも多く確保される見込みだ。
「来年早々、ドナルド・トランプ氏が新大統領に再度就任するアメリカ訪問が、最有力候補とされています。国際親善の舞台で、雅子さまは今後、雅子さまにしか果たせない役割を担われます。そういった1年が、誕生日から始まるわけです。そのため、愛子さまの祝賀を欠席されるなど、ご自身の誕生日直前の予定を調整され、万全の準備を整えられたのでしょう」(前出・皇室記者)
61才を迎えられる雅子さまにとって、挑戦の1年が始まる。
※女性セブン2024年12月19日号